個別指導WAM川越駅前校の講師の中西です。
本日は関西の難関中学である灘中学校の1日目の入学試験を紹介します。
1 計算は年号絡みのものです。2023=7×17×17を知っていないと苦労したかもしれません。
2、3 点を選ぶ問題とグループ分けの問題は、場合分けをしっかりできるかがポイントです。
面倒くさがらず1つ1つ正確な数え上げをしていきましょう。
4 桁に関する問題は、恒等式の小学生向けバージョンとなっています。
等しいものを等しく引いて、残ったものから法則性を見いだしましょう。
5 数列の問題は法則性を見つけることがポイントです。1から9を4つずつなので36個で1つの周期となります。
1から9までの合計が45であることはしっかり覚えておきましょう。
6 旅人算の応用です。距離の差を移動のグラフへ変換できるかがポイントです。
どこが1250で、どこが1000か、正確に読み取る力も問われています。
7 場合の数と逆算の応用問題です。問題文が長いので、内容を吟味する理解力が必要です。
8~10 面積の計量問題です。どれも補助線をうまく引けるかがポイントです。
合同な図形の発見、面積比の性質など図形の基礎をしっかり理解しているかが合否を分けたことでしょう。
11、12 立体の計量です。回転体はそのまま計算すると手間がかかるので、
うまく引っ越しをして負担を軽くできるか、切断はすべての段に切り込みを入れられるかがポイントで、
どちらも超難関中学の入試では頻出の内容です。
次回は2日目です。
これからも入試問題を解いてみての所感を上げていきます。
もっと詳しい話を聞きたい方は、是非教室へご相談ください!