教室ブログ

2023.01.28

【他力本願のおはなし-5】

こんにちは!磐城駅前校です。本日も一人でも多くの方の目に届くことを願い、

投稿させていただきます。

 

前回の続きです。

 

「人は他力によって生かされている」とは、まずその事に「気付く」事です。その事をよくよく考え、潜在意識で感じます。その感覚が「感謝の念」として湧き上がってきたとき、人は「他力本願」の本当の意味を知る事が出来ます。

 

人一人が出来る事なんて言うのはたかが知れています。「私は独学で東大に行ったんだ!」なんて言われましても、じゃあ「あなたが東大を作ったんじゃないですよね?」「答案用紙は?そのえんぴつは?」という事です。

 

これは屁理屈のお話ではありません。「真実のお話」なのです。

今日一日、自分が行ったことなんて言うのは「100あるうちのたった1か2」だけです。

その事に気付き、感謝をしたとき、人は誰が為に何かをしたい、人の役に立ちたいという気持ちになります。その気持ちが相手に届いたとき、人は心に火を灯す事が出来ます。

 

「ありがとう」の語源をご存じですか?漢字で書く場合「有難う」と書きますよね。

ありがとうの意味は「ありえないことが起きた」という事です。

 

あなたの誰が為になる言動や行動によって、相手に「ありえないことが起きた」時、人は感謝の意味を込めて「ありがとう」と言うのです。これは社交辞令のように「言わなければならない」ではなく「言いたくなる衝動」が感謝の念をもって心の奥底から湧き上がることによって、人は言葉にして発信したくなるのです。

 

次回に続きます。

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