教室ブログ

2023.01.18

実力テストの役割と対策

八尾市のみなさん、こんにちは!

個別指導WAM南高安校です。

中学1年生の人は、もうすぐ初めての実力テストがあります。
中間テストや期末テストとどう違うの?という方もいらっしゃいます。

今日は、中学生の定期テストと実力テストの違いについてお話します。

結論から言えば「テストの目的が違う」ということになります。

具体的に比較すると
◆定期テスト(中間・期末・学年末)

・出題範囲が狭い(直前に習った単元まで)

・基本的な知識を問う問題が多い

・直前の対策(一夜漬けなど)でも効果がある

・内申点(評定、通知簿の成績)に直接反映される

◆実力テスト

・出題範囲が広い(入学してから今まで習ったこと全て)

・複合的な知識を問う問題が出題される

・直前の対策が難しい(どこを勉強したらいいか分からない)

・内申点に直接影響しない(間接的、または学校により例外あり)

となります。

なので、目的を端的に示すと

定期テスト=普段の授業を理解しているかの確認。小テストの拡大版。

実力テスト=総合的な現時点での学力を計る。入試や模試と同じ役割。

という事です。

では、どうして違う目的のテストをしないといけないのか?と考えますよね。
答えはずばり、「それが高校入試」だからです。

入試の得点は、「内申点+当日の入試の得点」なのです。
それが合格ラインを越えていれば合格。以下ならば不合格となります。

しかし、不合格になるわけにはいかないので、志望校を決める時に目安・基準が必要になります。
それが「定期テスト+実力テスト」なのです。

なぜなら
「定期テスト+実力テスト」≒「内申点+当日の入試の得点」
と考えられるからです。

定期テストではいい成績が取れているが、実力テストで点が取れないと、入試当日の入試問題で高得点が難しいと判断されてしまいます。したがって、志望校の選定の時に大きな影響があります。

それぞれの役割と重要性がご理解いただけたところで、次はその対策になります。
よく「定期テストは点数がとれるが、実力テストの成績が伸びない」という悩みを聞くことがあります。

範囲が決まっている定期テストは、そこだけ頑張ればいいのですが、実力テストはそうはいきません。
一夜漬けなどのその場しのぎの対策ではなく、それぞれの単元を確実に身につける必要があるのですが、それはそれで難しいですよね。

WAM南高安校では、実力テストに向けた対策として、総合的な問題練習と苦手分野のあぶり出しをします。
範囲を広げた対策プリントを作成して苦手分野をあぶり出し、そこを基礎から徹底復習をします。

テストの点数に悩まれていましたら、ぜひお気軽に無料の学習相談にお越しください。

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