こんにちは!磐城駅前校です。本日も一人でも多くの方の目に届くことを願い、
投稿させていただきます。
前回の続きです。
前置きが長くなりましたが、いよいよ「内側のドリームキラー」のお話に戻ります。
そのような親に育てられた子供は2種類の」感情を持ちます。一つは「親を怨む感情」もう一つは「親への罪悪感」です。
二つとも同時に持つという事は少なく、その子供の性質によって自分でどちらかを選ぶという事です。
まず「親を怨む」と言う感情について、こちらは結構根深いものでございます。
結論から言うと、その深層心理とはこうです。「親の事が嫌いで親を「いい親」にしたくないために自分で自分の成功を止める」という事をしてしまいます。何度も言いますが本人がそれを望んでいるわけではありません。その人の深層心理が自己防衛本能によって「選ばされた」という事が起きています。
例えば、いい成績を取りたい。定期テスト5教科で450点以上取りたいという目標を持ったとしますよね。ところが「親を恨んでいる」子供の場合、自分でわざと低い点数を取るように無意識でそれを選んでしまいます。
例えば「テスト前の勉強の手を抜く」だったり「親にいい顔をさせたくないから成績を上げない」とう様な思考、行動を無意識に行ってしまうという事です。
本来の目標に対して、なぜ真逆の思考や行動を取ってしまうかと言うと「親を成功者にしたくない」という深層心理が働いてしまうからなんですね。
そのような人が大人になると自分で自分の夢や目標をかなえると「親を成功者にしてしまう」つまり「親の子育てが間違っていたことを自らが証明してやる」と思ってしまい、内側のドリームキラーを育ててしまいます。そうなると頑張っていても無意識で手を抜いたり、わざと間違ってみたりします。そのような時「ほらみろ。お前(親)のせいでこうなったんだ」と思う事で、その人は満足をし本当の幸せを手にする事が出来ない状態が延々と続いてしまいます。
本来のその人は成績を450点にしたいですし、仕事でも成功をし自分に自信を持ちたいと思っています。しかし「親への恨み」によって自分で自分の道を閉ざし、夢をあきらめてしまいます。
「そんなことありえるの!?」とお思いの方もいらっしゃるかもしれませんが、人の心とはとても複雑に出来ています。そして今までのお話は深層心理、潜在意識のお話で「感覚」のお話をしていますので、上記のような具合に「言語化」が出来ません。感覚とは言語化をすることが難しいものであります。
次回に続きます。