【ヨーロッパ近世】
【神から王様へ】
【ヨーロッパ近代】
【王様から市民へ】
【大航海時代】
いよいよ「世界史」の始まりです。
ここから本格的に世界が一体化。
ヨーロッパの西端の
スペイン・ポルトガルが
大航海の先陣を切ります。
陸のイスラーム勢力を避け、
海路で直接、
アジアの香辛料が欲しかった。
特に南米大陸の収奪は凄まじく、
アステカ・インカ帝国が
滅ぼされました。
【宗教改革】
十字軍の失敗で教皇の権威が失墜、
ついに宗教改革が勃発。
改革というより、
キリスト教の原点回帰運動です。
すなわち、「聖書に帰れ」。
プロテスタント
(およびイギリス国教会)
という新しい宗派が誕生しました。
アメリカや北欧やドイツなど、
今のお金持ち国の多くが
プロテスタント。
【絶対主義】
折角教会から解放されたのに、
各地で起こった大規模な宗教戦争
(旧教カトリックvs
新教プロテスタント)で、
今度は王の力が強大に。
これを絶対主義、
主権国家体制と呼びます。
16世紀はスペイン、
17世紀はオランダが覇権。
ハプスブルク家のライバルとして、
フランスのブルボン家も台頭。
【イギリス革命】
市民革命と産業革命の2つ。
まずは市民革命
(ピューリタン革命・名誉革命)で、
イギリスは立憲君主国になりました。
すなわち、王は君臨すれど統治せず。
そして産業革命で、近代が幕開け。
技術革新が資本主義の発達を促し、
各国がマネーゲームに参画。
そして帝国主義・世界大戦へ。
【アメリカ革命】
アメリカは元イギリスの植民地。
イギリスから来た
ピューリタンたちが作った国です。
しかしイギリスがアメリカ本土に
自由や民主を認めず、
遂に親子ゲンカが勃発、
アメリカが勝利。
その後アメリカは
西へ西へと領土を拡大、
南北戦争を経て、
広大な領土と資源を武器に、
いよいよ覇権国へ。
【フランス革命】
歴史上トップクラスの英雄・
ナポレオンがいよいよ登場。
フランスの絶対王政を転覆させ、
自ら皇帝に就任。
ヨーロッパの大半を征服するも、
ロシアとイギリスに敗れ島流し。
しかしナポレオンの精神
(自由やナショナリズム)は
その後ヨーロッパを席巻、
現在の国民国家誕生に繋がった。
【イタリア・ドイツの統一】
ドイツは「神聖ローマ」と
名乗るだけあって、
イタリアにちょっかいを出し続け、
両国は中々統一に至らぬまま、
はや19世紀。
前者はビスマルクが、
後者はガリバルディが、
主導しようやく統一を達成。
この「後発」の両国は、
いずれファシズム(全体主義)に
走ることに。
【帝国主義】
資本主義の発達は、
原料の獲得先と
商品の販売先を必要とします。
ヨーロッパ
(この頃から列強と呼ぶ)は
アジア・アフリカを次々に植民地化。
特にイギリスはビクトリア女王の元、
中国やインドなど多くの地域を支配、
19世紀には世界の頂点へ。
そして遂に日本にも
列強の影(黒船来襲)が。