教室ブログ

2023.01.12

【計算ミスが減らない子の特長と解決策】

 

地域のみなさんこんばんは

 

個別指導wam八戸ノ里校の金田です

 

 

時間がたつのは早いもので、あっという間に受験シーズンがやってきました

 

このころになると過去問を主に取り組むことになるのですが

毎年といっていいほど計算ミスがなくならない生徒がいてます

 

なぜなんでしょうか?

 

僕は大きく分けて2つの原因があると思います

 

その2つは「わかってない」と「なれていない」です

 

 

まず前者の「わかっていない」に関してですが、基本的に数学が苦手な子に多く見受けられます

 

ひとえに「わかっていない」といっても種類があり

 

・そもそも公式を覚えていない

例)解の公式を言えない

・言葉の定義を覚えていない

例)項を入れ替えただけで移項と思い符号を変える

・公式は覚えているがいつ使えるかわかっていない

例)2次式で解の公式を使おうとする

 

など多種多様にわたります

 

また、「わかっていない」理由も1つではなく

 

・やればできるがそもそも勉強をしていない

 

・わかっているつもりになっている

 

・理解が苦手でわかっていない自覚はあるがわからない

 

などがあげられます

 

なので、「わかっていない」場合の解決策は症状×理由の数だけあります

 

また、そこに加えて性格も加味する必要性があります

 

例えば、できていない自覚がなく自尊心が高い子にストレートにできていないと伝えた場合は反感を買う可能性が高くなります

 

簡単に全員ができるようになる解決策があればいいのですがなかなか難しいものです

 

 

次にあげられるのが「なれてない」です

 

公式もわかる・テストで80以上とるのに計算ミスが減らない子がこれにあたります

 

基本的に回数をこなすことである程度は計算ミスは減るのですが

 

一回一回の質をおろそかにしがちです

 

その子の中で「80点以上取れているしたかが計算ミスやから大丈夫」と軽視しているのではないでしょうか?

 

この場合、計算ミスが大したことであると本人に気づかせる必要があります

 

本人の中でいつでも直せる簡単なものという意識がある限り、計算ミスが劇的に減ることはありません

 

 

というわけで、計算ミスについてお話させて頂きました

 

とりあえずで計算させておけば、たしかに計算ミスが減るかもしれませんが

 

わかってない子にがむしゃらにさせたり、できる子に惰性でさせても良い結果はでません

 

 

計算ミスと広いくくりになっていますが、全ての病気に効く薬がないように

 

一人一人にみあった解決法が大事なのではと思います

 

 

 

大学受験で6÷3=3と書いて25点おとした金田

この記事をシェア

教室検索

  • 郵便番号で探す
  • 市区町村名・教室名で探す

\入力はカンタン30秒

フリーダイヤル® 0120-20-7733 受付時間:10:00~22:00(年中無休)