こんにちは!磐城駅前校です。本日も一人でも多くの方の目に届くことを願い、
投稿させていただきます。
今回のお話は仕事・ビジネスのお話です。
私自身、「勝ち・負け」という表現はあまり好きではないのですが、お話の性質上この表現にならざるを得ないところがございます。また、お話を読み進めて頂くうちに「なるほど、そういう事か」と腑に落ちて頂けることと存じます。
本題に入る前に、「価値観」について触れていきたいと思います。今からお話しする価値観とは千年周期でございますので、2000年以前まで長きにわたり正しいとされてきました。
その価値観とは「小さいより大きい方がいい」という価値観です。大は小を兼ねるという事でございますが、要は大きい物であれば、小さい物の用途にも用いることが出来る、という事でございます。
例えば、明治維新が起き時代が大きく動いたとき、元々あった各地方の藩が統一され一大国家となりました。また、戦後の高度成長期頃も一代で大企業を作った事業家もとにかく会社を大きく大きくしようとしました。
ところが、この価値観は2000年以降、時代に合わなくなってまいりました。
例えば、広大な土地を持っているオーナーが居るとします。2000年以前は土地は不動産であり、持っているだけでお金を生み価値がありました。しかし、現代では土地を持っているだけではお金を生まず、使ってもらわないといけません。加えて国の税金を課せられ「大きな負の遺産」として扱われています。
ちなみに田舎に行くと未だに田んぼが多く見られます。人は「売ってお金にしたりマンションを建てて家賃収入を得ればいいのに」と言いますが、そううまくいきません。まず、売れませんし買い手が付きません。負の遺産を買う人はいないという事ですね。
または田んぼをマンションや駐車場に転用する場合、昔は先見の明がありましたから、銀行は喜んで融資をしました。ところが現代は自己資金が必要な割合が多くを占め、銀行も融資を渋ります。結果、広大な土地を持て余しているという事です。田んぼを「生産緑地」として扱う事で減税をする代わりに、自分の代や次の代まで延々と田んぼを作り付けなければならなくなっているのが現状です。
話が脱線してしまいましたがキリが良いので次回に続きます。