【ガンディー&キング牧師】
得意技:非暴力&反差別
活躍した時代:
現代インド/現代アメリカ
ガンディーは言わずと知れた聖人です。
イギリスの植民地主義(暴力)に対し、
徹底した非暴力での抵抗を貫徹しました。
ちなみにインドには、
ヒンドゥー教徒とイスラム教徒がいます。
ガンディーは、彼らの共存
(どちらかの排除ではなく包摂)を
最後まで追求しました。
そして最後は身内である
ヒンドゥー教徒に暗殺されてしまいます。
キング牧師は、
上記の聖人ガンディーに影響を受け、
奴隷解放宣言以降も根強く残っていた、
アメリカの黒人差別と戦った人物です。
黒人は白人に対して恨み・憎しみの
感情はもう捨てよう、と、キング牧師は、
白人と黒人の共存を提唱しました。
しかし彼もまた、
身内の黒人に暗殺されてしまいます。
悲しいことですが、
この「敵と手を握る者は身内に殺される」
パターンは、世界史によくあるパターンです。
現代のわれわれが享受している
「自由」や「平等」や「民主主義」は、
決して自明(当たり前)のものではなく、
先人たちがまさに「身を賭して」、
勝ち取ってくれた宝物です。
みなさんは勉強し教養を身に着け、
それら(自由や平等や民主主義)が
枯れてしまわないように、
よりよく機能し続けるように
チェックしていけるようになりましょう。