こんにちは!磐城駅前校です。本日も一人でも多くの方の目に届くことを願い、
投稿させていただきます。
前回の続きです。
戦後、日本は高度成長を遂げました。本当にたくさんの人々が働き、新しい製品を生み出し、日本は豊かになりました。そこで起きていたことは「価格競争」ではありません。少しでもいい物を作ろう。少しでも国内が豊かになりますように。その一点で人々は「競争」をしていました。その結果、生活は豊かになり、新しい価値観が生まれ、新しい仕事や企業が生まれました。
今までお話しした内容はおおよその流れでありますので、何度も言いますが正しいも間違いもありません。そういう事だという事です。
「景気」とは「気」であります。人にも宿っている「気」というものがありますが、具体的にお金の動きがどうだとか、自分は儲かっているからいいとか、そういう事ではありません。
時代の「気」を読み、時代に合ったビジネスを行う。そして人々を笑顔にしありがとうと言ってもらう事。こういった企業は「景気を読んでいる」という事です。
テクニック的に「今の時代はこうだからこうしよう」だったり「損をしないようにこしよう」という思考を少なからず今までの日本人はやってきました。損得勘定という事ですね。
その時の時代はそれできっと良かったのだと思います。
しかし今の時代「損得勘定」だけでは立ち入らなくなっています。だから原点回帰、「人が喜び、笑顔になる商売」が必要だと私は思います。
自分の心を満たし、そして相手の為になるビジネスというのはいつの時代にも求められていますし、テクニック的にビジネスを展開している人も、本音を聞くと「人に喜ばれる仕事」がしたいはずです。
そろそろ日本も気づきだしています。単に値段を下げて売るという事をしなくなりました。今は値上げが取り沙汰されていますがよく見てみて下さい。商品自体の性質や魅力がきっと上がっているはずです。
「価格は上がって申し訳ないけど、本当にいい物を買って欲しいんだ、豊かになって欲しいんだ。」という思いを少なからず私は感じています。私もみんなが心も経済も豊かになる方法を、日々模索しています。
次回が最終章です。
年末のお礼を兼ねて明日、投稿させていただきます。