【フーコー】
得意技:狂気の解放/脱構築
活躍した時代:現代ヨーロッパ
フーコーは、
ソシュール⇒ストロースと続く「構造主義」の系譜を、
さらに深め、そして疑いました(ポスト構造主義)。
現代は監視社会(≒ベンサムのパノプティコン)であり、
理性の名のもとに抑圧されてきた「狂気」や「性」を、
もっと開放するべきだと唱えました。
そういう意味では、フロイトやストロースと同じく、
理性や西洋の絶対性を疑いました。
デリダもその「ポスト構造主義」の系譜です。
彼は男>女、西洋>東洋のような、
西洋哲学伝統の「二項対立」の見方、および、
前者が後者より優れているというような固定観念、
を批判しました(「脱構築」)。
世界はもっと複雑で安直な二元論では分けられない、
前述のような考え方は解体され再構築されるべき、
と彼は考えました。
勉強においても、どうか素直に、
先生や周囲のアドバイスに耳を傾けてほしいです。
成績が伸び悩んでいるなら、
もしかすると「ダメな我流の勉強法」に、
固執してしまっているからかもしれません。
いったんそれらを「脱構築(≒解体&再構築)」する、
すなわち、勇気をもって今までのやり方を変え、
新しいやり方を虚心坦懐に取り入れてみる、
ほうがいい時期かもしれませんよ。