こんにちは!
個別指導WAM辻堂校の庄司です。
寒くなってきました。体は資本です。体調管理を万全にしてください。
さて、タイトルの件ですが、
「計算が苦手」というテーマを考えたときによく「回数をこなす」という回答があります。
間違いではないと思いますが、なぜ回数をこなすと出来るといわれているのか。
それでもできない人はどうするのかを書いていきたいと思います。
・なぜ回数をこなすと出来るようになるの?
結論から言えば「問題形式に慣れたから」と言えると思います。
学校のテストに出てくる問題の形のパターンをすべて理解してしまえば、
「この形の問題はこのやり方でできる」
という経験則で解答ができ、更に回数をこなしていることで計算スピードも速くなり、問題が解けるという結論になるのです。
これは「テストの点数を取りに行く」という目的に対しては有効な手段です。
・計算に慣れるとは
もっと考えを深くしていくと「慣れ」とは何かという点にぶつかります。
慣れとは、「途中式を書かなくても解答への道筋が見えている」ということになります。
よく問題を回答するときに答えだけ書く生徒を目にします。
その生徒に対して「なんでこの答えなの?」と聞くと
1.「答えに書いてあった」と答える生徒
2.「これこれこういう計算をしたらこの答えになった」と答える生徒の2パターンが多いです。
どちらの方が点数を取れているかというと2番の生徒の方が良く計算を理解しているのではないかと考えます。
1の生徒のロジックはこうなるはずです。
・計算を見る。
↓
・答えが分からないから解答を赤で書く。
2の生徒のロジックはきっとこうなります。
・計算の式を見る
↓
・どうアプローチをすればいいか考える
↓
・実際計算した結果、たどり着いた答えを書く
式と答えの行間にちゃんと「考える」という内容が含まれているのです。
それが回数をこなして点数が取れる生徒と取れない生徒の違いだと思います。
よく辻堂校では「問題の式と途中式を書こう」ということを話しています。
計算に混乱したときに一度スタートに立ち戻れるよう、そしてその計算をしていく中で、
どんな道筋で計算をしたのかを可視化できるように指導していきます。
もし、少しでもお子様の勉強に心配が御座いましたら、一度お声掛けください。
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教室長:庄司(しょうじ)