個別指導wam八戸ノ里校の金田です
金田は塾の教室長なのでよく生徒と将来の夢について話することが多いのですが
やっぱり今でも多いのがスポーツ選手です
今までにも「将来サッカー選手なるから勉強いらんねん」っていう生徒さんを何度か見たことあります
なれることができるのなら5教科の勉強は確かにそこまで必要ないかもしれません
ですが、そもそもサッカー選手になれる確率ってどれくらいなんでしょうか?
実際計算してみましょう
ーーーーここから勉強のお話になりますーーーー
まず確率ですので「該当する事象の数」÷「全体」を考える必要があります
「該当する事象の数」はサッカー選手なので、今回は「Jリーグに所属すること」としましょう
2022年のJリーグの人数はJ1~3合わせて1,759人で1年でおよそ200名ほど新しく登録されます
ですので、合格者200名の試験だと思ってもらえればいいと思います
次に中学校の競技人口がおよそ230.000人です
1年2年3年が均等に別れるとして
約70.000人になります
もちろんこの70.000人が全員同じ時期にサッカー選手になるわけではありませんが
他の年代でも同じことがいえますので、70.000人がライバルとします
ということで 200÷70000×100で計算しますと・・・
ーーーーーーー確率の話終わりーーーーーーー
およそ0.3%です
つまり中学生でサッカーしている子の350人集めて1人だけなれるということです
他のサイトでもだいたい同じ様な確率でした
・・・なかなか絶望的な数字ですね
プロ選手を目指して頑張るのは素晴らしいことですが
「プロサッカー選手として生きていく」という一本柱ではなく
「好きなサッカーに携わって生きていく」という夢の中にサッカー選手という選択肢があってほしいと思います
ちなみに勉強は一般的に頂点を目指さなくてもリターンが高い習い事です
偏差値60でいうと上位18%ぐらいですし
関関同立でいうとだいたい15%くらいの位置になります
およそ7人に1人くらいです
本人のやる気ももちろん大きく関わってはきますが
こどものころの習い事はこどもの可能性を広げるためにあります
いつか勉強かスポーツかどちらかを取らないといけない時は
この話が参考にしていただければと思います
もちろん、スポーツ選手の確率は同様に確かではないので
目指せる子は1/350を目指してもらえたらと思います
「それでもあなたは1/1」っていうてしめておく金田