こんにちは!磐城駅前校です。本日も一人でも多くの方の目に届くことを願い、
投稿させていただきます。
前回の続きです。
例えば、親に「この世の中はグローバル社会だから英会話を子供のころから習いなさい。いつか必ず役に立つから」と言われて英語の勉強を始めるとしますよね?
ところが、なんだか楽しくない。英単語を覚える気になれない。アルファベットを見るのも嫌だ。なんていう感覚があるとします。子供ですからここまで言語化は出来ませんが、ともかく「イヤ」だとしますよね。
しかし親は「勉強しなさい」と言います。でも本人はなんだか心が勉強する方向に向かないとします。
ここで考えて欲しいのですが、「この子は本当に英語の勉強に向いている子なのか?」という視点です。子供とは親の事が本能を持って大好きですから、あからさまに歯向かうようなことはできません。もし本当に歯向かうとしたら命がけであると思って下さい。
もし子供が本当にイヤで苦しそうにしている場合、子供は潜在的に「英語は私に向いていない」という事に「気付いている」という事です。その子の人生の中に「英語は登場しない」という事です。その子が将来活躍する場において「英語は必要がない」という事です。
潜在意識とは、本人の将来を知っています。この話は恐らく初めてするのですが、潜在意識には魂が生まれてから数万年の記憶が残っています。
「クラウド」をイメージして頂きたいのですが、スマートフォンの中にある電話帳や画像がいっぱいになると、クラウドに預けますよね?そのデータは今は必要なくともいつでも引き出せる状態であります。つまり潜在意識とは「クラウド」のようなものです。今世を生きる上では必要のない情報・記憶を潜在意識に保存している状態です。
話を戻しますが、その子の潜在意識が「英語は必要ない」と発信しているという事です。それにもかかわらず親の言う事を聞いて我慢して英語を勉強している状態というのは、ただの「苦難」でしかありません。
親の知っている知識や経験を持って、子供に色んな選択肢を与えてあげる事はとても重要です。ところが親の偏った価値観や考えを子供に押し付けるというのは「強要」と同義であります。
やがて、そのような子供が大人になった時必ずと言っていいほど「劣等感」を持って大人になります。「親にこういわれたのに出来ない自分はダメな奴だ」「あいつより俺の方がマシだ」という様に、自己承認が出来ない、人間関係が上下関係、価値観が勝敗になってしまうという事が起きるのです。
次回に続きます。