こんにちは!磐城駅前校です。本日も一人でも多くの方の目に届くことを願い、
投稿させていただきます。
前回の続きです。
我が子に勉強をして欲しい、させたいとお思いの親御様。一度冷静になって考えてみてください。その「やってほしい」は誰の為ですか?我が子の為?もしかしたら「自分の為」ではないですか?「成績の良くない子供を持つ親になりたくない」「いい親にならなければならない」と思っていませんでしょうか?
最近、冬期面談をしていて素晴らしいご家庭と出会いました。そのご家庭は子供の発想を「大切に」している親御さんです。「あなたはどうしたいの?」から会話が始まります。そして「お母さんはこう思ってるんだけど、どう思う?」という話に展開します。
やがて、双方が納得した状態で会話が着地するんですね。
恐らくお互いが無意識だと思うのですが、何が起きているかと申しますと「相手を許容する」という事です。自分の言い分もあります。相手の言い分も頭ではわかっています。ところがお互いが「我」を持って会話を進めていたのでは喧嘩になるだけです。
もし、ご家庭の中でお子様とのコミュニケーションでお悩みの方がいらっしゃる場合、魔法の言葉があります。それは「あなたは本当はどうしたいと思っているの?」です。
最初は心に抵抗が生まれますから適当な返答しか返ってこないかもしれません。しかし何度も何度も「あなたは本当はどうしたいと思っているの?」と聞いてあげてください。
その言葉には疑いがありません。相手を信頼し認め、許容した上で発した言葉と言うのはいつか必ず相手に届きます。
話がすごい方向に飛んで行ってしまいました。いったん戻します。
勉強を習慣化するコツは「何も考えず、何も準備せず、ただやる」という事です。
そのハードルは出来る限り低く低くしてください。
何も準備をしていませんから当然失敗します。しかしそれでいいのです。
失敗した時に思いついた「それ」があなたに必要な事柄なのです。
先走ってあれこれ準備して、結局必要が無かった
椅子に座るだけでもOKです。何ならテキストを机の上に出すだけでもOKです。
もし気が乗ったら開いてみましょう。そこで閉じてもOKです。
「よし、今日は椅子に座ったぞ」「今日はテキストを開いたぞ」「一問だけ解いたぞ」これでOKです。
その小さな小さな成功体験が、自信ややりがいへと繋がり、いつか「勉強の習慣」が身につくという事です。
次回に続きます。