地域の皆さんこんにちは
個別指導wam八戸ノ里校の金田です
さて今回はスポーツと勉強についてです
「鶏が先か、卵が先か」のようなタイトルですが
実際のところスポーツできる方が勉強できるんでしょうか?
本題に入る前に一つ
頭がいいって難しい言葉なんですよね
頭いいとはどういうことですか?って聞かれたらあなたはなんて答えますか?
テストの点数・記憶力・判断力・問題解決力・思考力・読解力etc
いろんな要素で頭が良いと言われる気がします
その人・その時で、頭がいいの意味も変わってくることでしょう
例えば頭の良さは読解力だとしたら、今回の話はスポーツしてるのに読解力伸びない!!と言われてしまいます
なので今回は
「頭がいい」=「課題点を正確に見つけることができ、効率的な解決策を思いつける事」
としましょう
さて、課題点を正確にみつけるとはいったものの、一体全体どういうことでしょうか?
それはうまくいかないことを細かい要素にわけて、それぞれ仮説をたてて検討していくことです
例えば、頭があまり良くないA君と 頭の良いB君がいたとしましょう
2人ともサッカーの試合でなかなか勝てないのが悩みです
A君の場合こうなります
~~~~~~~~~~~A君の頭の中~~~~~~~~~~~~~~
【問題 サッカーの試合に勝てない】
→もっと練習しよう
明日からシュートの練習を倍のしよう
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ですが、B君の場合こうなります
~~~~~~~~~~~B君の頭の中~~~~~~~~~~~~~~
【問題 サッカーの試合に勝てない】
仮説1 パスの通りが悪くチャンスをつぶしているのではないか
→パスが通らない理由は何があるか?
可能性1 思ったところにけれていない
1-1 足の使い方はあっているか
→できている気になっているかもしれない
静止状態でのパスの動きを録画してみてみよう
1-2 動きながら正確にけれているか
→転がしたボールを狙ったとこにけれているかみてみよう
1-3 試合中の疲労状態でいつもと同じことができているか
→パスの練習を走った後にしてみよう
可能性2 パスを出すのが遅く敵に邪魔されている
2-1 ボールを止めるのに時間がかかっていないか
→けりやすい場所に止めるくせをつけよう
2-2パスの出すところを見つけるのが遅い
→視野を常に広くもとう。
仮説2 守りが弱いのではないか etc
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こんな感じです
さらにB君は、それぞれ試してみたあと課題点はないのか再度考えていきます
当然ですがA君とB君の運動神経などが同じだった場合
B君の方がうまくなります
サッカーを例に出しましたがこれは学校のテストでも同じです
問題が解けない時に原因はどこにあるのか気づけないといつまでたっても点数があがりません
つまり、今回のテーマである「頭のいい人はスポーツできるのか」に関しては
頭がいい人は(問題解決能力のある人)はスポーツも勉強も効率よくできるということです
なのでタイトルを言い直すとしたら
「スポーツなどの適度な運動は集中力や記憶力を高めます。問題解決能力が高い人は勉強もスポーツも成長率が高い」です
実際に、あの元マリナーズのイチローは東京大学に行けるほどの学力だったとか
ではさらに深堀りして
問題解決能力はどうやってみにつくのでしょう?
まずは考え方を変えてあげることが必要です
なんにも挑戦しない子が時々いてますが、挑戦の回数が減れば思考の回数も減ります
何にでも深く考えることの大事さがわかれば、後は何度も実戦しましょう
一番の練習場所は学校です
よくある質問の「将来使わないのに学校の勉強がなんの役に立つん?」の答えの一つは
問題解決能力を養う事だと思っています
別に中学3年生の勉強内容が相似じゃなくてもいいんです
内容が真に大事なのじゃなくて、好き嫌い問わず与えられた問題に対して解決していく練習をしています
毎日の起こりうる出来事に好奇心をもって、「なんで」を追及するようになれば
勉強もスポーツもきっと今よりうまくなるはずです
仮説・検証はゲームから育ててきた金田