教室ブログ

2022.11.22

【領域のおはなし-2】

こんにちは!磐城駅前校です。本日も一人でも多くの方の目に届くことを願い、

投稿させていただきます。

 

前回の続きです。

 

例えば人に悪口を言わない、傷つけない、不平不満を言わない、人のせいにしない。

つまり、なるべく「明るく笑顔で過ごそうよ」という事です。

 

しかし、人間社会は神の領域のように都合のいいようにできていません。

道を歩けばゴミが落ちていたり、満員電車で窮屈な思いをしたり、車で運転中煽られたり。

とにかく不平不満を言いたくなるような現象が起きます。

反対に人に親切にしてもらったり、道案内をしてもらったり、お買い物で店員さんに笑顔をプレゼントしてもらったり。たくさんの愛に触れることもあるのがこの地球という星です。

 

人間は魂を成長させるために地球に生まれます。その魂はどのような現象、事柄も全てを「学び・経験」として捉えます。

 

例えば、勉強をしない子供と勉強をさせたい親が居るとします。

子供は勉強をしたくない。つまり「勉強をしないという状態だとどうなるのか」という事を学んでいるのです。

そして、親は基本的に子供に「将来困って欲しくない」と思っています。それが愛情なのか、はたまた劣等感からくる心配事なのかは一旦置いておきます。

つまり、「経験をしたい子供」と「困って欲しくない親」この二人の間に対立が生まれます。

歪が生まれてしまうのです。だから子育ては難しく、通じ合えないという事が起きるのです。

 

上記で「親の心配」というのが少し出ましたので触れてみますが、「心配」とは悪魔の領域です。よく「親が子供の事を心配するのは当たり前」と思っている親がいますが、それは少し違います。

「心配」とは悪魔の領域だと申し上げました。「心配」の中には「劣等感・不平不満・わがまま」の要素が含まれています。つまり「いい親でない私に価値はない」と潜在的に思ってしまっています。そういった親が子供にしてあげられることというのは「信用・信頼」です。

 

こういうお話をすると「子供の面倒を見るのは親の責任でしょ?」と言われますが、その通りです。しかし「面倒を見る」のは衣食住を与え、生活に困らない知識や環境を与えるだけでいいのです。子供のやりたいこと、やろうとしていることに親の意見や主張は必要ないのです。

 

その理由は上記に書きました。「子供は自分の魂を成長させる」ために生まれたからです。

魂とは個々の存在です。やりたいことが違います。目的が違います。経験することが違います。

 

ここで親が行うべき行動は「私はあなたの事を信じてるよ」という事です。

「でも子供の事が心配で仕方がないんです」という親もいるでしょう。

まず試してみて欲しいのが「心を常に神の領域におく」という事です。いつも機嫌がよく明るく楽しく笑顔でいましょう。そうすれば子供は親の姿を見て魂の成長が加速していきます。

しかし、いつもいつも明るく笑顔でいる事は人間出来ません。しかしいい方法があります。「忍耐」です。

 

次回に続きます。

 

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