【キルケゴール】
得意技:実存主義
活躍した時代:近代ヨーロッパ
ヘーゲルは「あれもこれも」と言いました。
弁証法とは、あれとこれの良いとこどりだから。
しかしキルケゴールは、「あれかこれか」と言いました。
すなわち、今までの哲学者が追究してきたような
「誰にでも当てはまる普遍的な真理」などどうでもいい、
自分に必要なのは「自分だけの唯一の真理」だ。
人生とはまさに、
「自分にとって何が幸福か」を探す、
壮大な旅のようなものです。
「自分はどうなったら苦しくてどうなったら楽なのか」、
自分で自分を解っている人は幸福です。
しかしこれが意外と難しい。
「好きなこと(趣味)は何ですか?」と問われ、
即答できる幸福な人は半分くらいではないでしょうか。
さらに「好きなこと(趣味)がある」
と答えたその半分の人も、
「それを本当に夢中になれるくらい好きですか?」
と問われると、答えに窮してしまうかもしれません。
みなさんも、
好きな人か好きな事(趣味)が見つかるといいですね。
そうすればもう人生、
それだけで最低限は幸福が確約されたようなもの。
勉強も、ある意味ではそのため
(好きな事を見つかられるため)にしています。
中学生なら、
国語・数学・理科・社会・英語・
音楽・美術・体育・家庭科…9科目もあります。
何かひとつでも、
興味がある科目が見つかればいいですね。