【ヘーゲル】
得意技:アウフヘーベン
活躍した時代:近代ヨーロッパ
ヘーゲルの得意技は「弁証法」。
弁用法とは、テーゼとアンチテーゼが
アウフヘーベンされジンテーゼに至ることです。
これだけなら全然解りませんね(笑)。
家の固定電話は、
私物ですが屋外で使用できません。
公衆電話は、
屋外で使用できますが私物ではありません。
しかしスマホは、
私物ですしかつ屋外で使用できます。
つまりスマホは、
「固定電話」と「公衆電話」のいいとこどりです。
弁証法とはこのように、
対立する2つの概念(テーゼ⇔アンチテーゼ)を、
良いとこどりで統合し(アウフヘーベン)、
より高み(ジンテーゼ)に至ることです。
ヘーゲルは、人類の歴史も、
上記のようなカタチで発展し続け、
最終的に人類は自由を獲得する、と考えました。
勉強も同じです。
たとえば英語では、
精読と速読は一見矛盾するように見えますが、
努力の先に、きっと速くかつ正確に
読めるようになります(まさに弁証法!)。
苦悩を突き抜けて歓喜に至ろう。
知恵を絞り試行錯誤を繰り返すその先に、
きっと光(成績向上・志望校合格)は見えてきます。
勉強は物量作戦。
テクニックや戦略も勿論大事ですが、
とにかく努力の「総量」=「勉強量」が大切です。