振り返りを行ったら、次回の目標を設定します。
でも、ここで要注意。「目標 = 願望」ではありません。“具体的に何をすればいいか”がはっきりしないのでは、目標を達成できませんし、そもそも目標を立てる意味がありません。
「達成するために何をすればいいかわからない」「とにかく頑張る」というように、行動が曖昧だとうまくいきません。
「こんな点を取れたらいいな」なんて軽い気持ちで高い目標点を定めても、本気ではありませんから、クリアできなくても悔しいとも何とも思いません。
目標とは“未来の自分との約束”です。
友達との約束は守ることが大前提ですよね。
誰も破るつもりで約束はしません。
目標もまったく同じで、達成することが前提です。
そのためにも、“具体的に何をすればいいか”とセットで目標を立てる必要があります。
テストで点を取れていないとき、その主な原因は次の3つです。
1~3の順で解決しやすいものです。
そこで、この順に沿って、「この原因を解決したらあと何点取れたか」という計算をしてみましょう。
“たられば”大いに結構です。
「ほんのちょっとの努力であと10点も取れた」ということもよくあります。
実際の答案用紙と問題を見ながら、親子で一緒に考えてみるのもおすすめです。
こうして積み上げた点数が、次回の目標です。
実際の問題やミスから組み立てたので、“具体的に何をすればいいか”がはっきりします。
意欲も湧いてきます。
親御さんの目から見ていると、「こんな低い目標でいいの?」と思うこともあるでしょう。
しかし、まずはお子さんが自分で立てた目標であることが大切です。
心理学的にも、誰かから与えられた動機(外発的動機)よりも自分の心の内側から出てくる動機(内発的動機)の方が強いと言われています。
もちろん、会話の流れの中でお子さんが目標点数を上げるのはありです。
勉強の本質を理解して学習すれば、必ず問題は解け、成績は上がります!
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