教室ブログ

2022.11.04

【21世紀のおはなし-4】

こんにちは!磐城駅前校です。本日も一人でも多くの方の目に届くことを願い、
投稿させていただきます。

 

前回の続きです。

これは極端な例ですが、実際にそうだという事です。つまりあなたがアドバイスをして相手が聞き入れないのであれば「私はこの人からあまり好かれていないんだ」と思って下さい。

子供が親の言う事を聞かないとします。あの手この手で良かれと思ってアドバイスするとしますよね。それでも子供が聞き入れない場合、その子供はその親の事を好きではないという事です。
「なんで言う事を聞かないの!」「せっかく心配して言ってあげているのに!」ではありません。
そういう言い方をする親の事が子供は嫌いだという事なのです。

アドバイスをしたり本当に必要だと思う事を相手の心に届けたいと思う時、「相手から好かれている」かどうかを振り返ってみてください。
「私は嫌われているからダメなんだ」ではありません。じゃあどうしたら好かれる人間になれるのかな?この思考でないと、21世紀では通用しないという事です。

私も、生徒がアドバイスを聞き入れてくれない時こう振り返ります。「この子がやらないのは私の責任だ。どうすれば私自身を受け入れてもらえるだろうか。どうしたら好きになってもらえるだろうか。」「話し方?表情?タイミングが良くなかった?」という事です。

相手が悪い、相手の聞き入れない態度を正す。そんな化石みたいな思考をしていてはいけません。

相手は基本的に嫌がっています。その嫌がっていることをさせるというのは、かくも難しいという事なのです。

逆を言うと昔は簡単でした。将軍様の一声で年貢を納め、平民は首を垂れることを強要されていました。また、学歴があればどれだけズボラな人間でも有名企業で年功序列で退職金生活が出来た時代です。

しかし、今はそうではありません。いかに魅力ある人間であるか、が問われています。

商売をやっている人の場合、別にその人のお店からモノを買う必要はありません。似たような商品は世の中に五万とあります。

それでも「あなたのお店で買いたい」と思ってもらえるかどうか。それは人から好かれる人間かどうか、を振り返る事です。

今回はかなり長く深い話になりました。この21世紀の時代というのは、人間の本質が問われる時代です。

ありがとうございました。

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