皆さんこんにちは。
天より授かった伝説の衣を身にまといし者、WAM黒原校のミートテック米井※です。
※詳細は前話をご確認下さい
前回からの予告通り、今回は私が勝手に作った我が家の家訓についてお話させて頂こうかと思います。
我が家の家訓は三箇条です。
・善意は天下の回りもの
・履正不畏(りせいふい)
・笑う門には福來る
そして今回は【笑う門には福來る】についてお話してみようかと思います。
この言葉の意味は恐らく殆どの方が説明不要かとおもいますので割愛させて頂きますが、この言葉に秘められた私なりの思いについて書かせていただきます。
実は私、こう見えて20代の頃になかなか壮絶な体験をしたことがありまして…
別に不幸自慢をしたいわけではないので詳細については敢えて省かせていただくのですが、大体思いつくもの全てとでも申しましょうか、文字通り何もかも失った時期があります。
恐らく皆さんが想像している枠を超えた、ちょっと普通では思いつきもしないような壮絶なる体験とだけ申し上げておきます。
その当時数年間、本当に笑うことはおろか人の目を見て話すことができなくなっていたような時期がありました。
その時感じたのが、よく傷心した際の励ましの言葉として「きっと時間が解決してくれる」という言葉は嘘だと学びました。
むしろ、自分の中での時間は止まったまま周りの時間だけが過ぎていく感じでした。
年月の経過だけではなんの手助けにもなりませんでした。
私の体験談で恐縮なのですが、人が極限の絶望に対峙した際、自分一人の力では決して抜け出すことができません。
それはまるで底なし沼にハマったかの様な、あがいてもあがいても決して浮き上がることのない状態だからです。
そんな状況下で立ち直るためには、「誰かとの出会い」がとても大事だと今は痛感しております。
そしてその誰かとの出会いを導いてくれるのが「笑顔」なんです。
ですので、辛いときこそ笑顔を忘れることのないようにと家訓に致しました。
今はお陰様であらゆるものに恵まれ、愛犬まろすけと共に幸せなる日々を過ごさせて頂いております。
この教訓を生かし、何かのご縁で繋がった皆様にとって、何かの助け舟になれる様なそんな掛け替えのない一つの出会いであれるよう、日々精進していこうかと考えております。
今回は少し真面目なお話となりましたが、次回はもう少し楽しめの話題が何かないか考えてみますね。
⇐本日のまろすけさん