皆さんこんにちは。WAM黒原校の米井(こめい)です。
ここ寝屋川市では、空を見上げればうろこ雲が広がっていたり、はたまた雲ひとつない青空でこれぞ秋晴れ
といった空であったりと、日々変わるまさに秋の空となってきました。
気温も急に下がってきた様に思えますので、皆さんも体調を崩さぬ様どうかお気をつけ下さい。
幸い私は冬生まれからなのかはわかりませんが、比較的寒さには強い体質のようです。
知り合いからは、よく冬場でもぺらぺらの服一枚でいる私を見て「さぶないん?」と言われるのですが、ありがたいことに私は天より授かった天然のミートテックを身にまといし伝説の勇者様ですので大丈夫のようです(笑)
それはさておき、いきなりですが皆さんはお好きな童話はありますでしょうか?
童話の中には、実はすごく残虐で恐ろしいことが隠されていたりするものもあるようですが、多くは秘められた教訓があるように思えます。
そんな童話の中で私が好きなお話の一つは「北風と太陽」です。
イソップ寓話の一つで、北風と太陽が、どちらが強いか競うために、旅人のコートを脱がせた方が勝ち、という力試しで勝負をする。
北風は旅人に激しく冷たい風を吹きつけ、コートを吹き飛ばそうとするが、旅人は、さらにギュっとコートを押さえ、さらにもう1枚服を上から着込もうとする。
一方太陽は、ポカポカと暖かい日差しを向け、旅人は暖かさから暑さを感じ、自らコートを脱ぐ。
太陽の勝利。といった有名なお話ですよね。
この物語は「人は力づくでは動かない。それよりもその気にさせたほうがいい」というのが教訓になっているかとは思いますが、元ネタはギリシャ神話だそうです。
そして、その教訓の解釈も時代や人によって様々な解釈がされているようです。「説得は力に勝る」や「全ての情熱には中庸を選び、極端になると悪い結果を生む」であったり「真の強さは威勢の良さではない」といった具合です。
ですが、実はこの上着勝負の前に帽子脱がせ勝負があったという説もあるそうです。
それはどんなお話かと言うと、 北風と太陽がした勝負は最初は旅人の帽子をとることだった。 最初、太陽は燦燦(さんさん)と旅人を照り付けると、旅人はあまりにもの日差しで帽子をしっかりかぶり、決して脱がなかった。 次に北風が力いっぱい吹くと、みごと簡単に帽子は吹き飛んでしまった。
なんと北風が最初に勝利していたので結果は1勝1敗というお話なのですが、ただこの話はWikipediaに誰かが勝手に付け加えたストーリーとして、事実無根のため削除されたそうです。
実際のところは、どちらが真実なのかわかりませんが、結局のところ人生もそういったもんだと思います。
人生の選択肢に何が正しいとか悪いとかはなく、正解なんてないのが人生なんじゃないでしょうか。
少し話は長くなりましたが、前述の通りどっちが良い悪いとかではなく、私の場合だと性格的に北風よりかは太陽を目指したらいいのかなと思っています。
そんなこんなで、この黒原校をお日様のようにぽかぽかと暖かく包み込めたらなぁと日々考えております。
それでは、次回の更新がいつになるかはわかりませんが、次回のテーマは私が自身の結婚式のスピーチの際にも話させて頂いた、我が家の家訓(三箇条)について触れさせていただこうかなと思ってます。
また機会があればご覧ください。
⇐ちなみにこちらは我が家の愛犬「まろすけ」さんです。