こんにちは!磐城駅前校です。本日も一人でも多くの方の目に届くことを願い、
投稿させていただきます。
前回の続きです。
例えば、定期テストの勉強ってありますよね?Aさんはいつも2週間前から勉強を始め、頑張って頑張って、前日も徹夜して、ようやく平均点を取れたとします。
対してBさんは1週間前から始め、徹夜もせず、平均点よりさらにいい点数を取ったとしますよね。
この二人の何が違うと思いますか?
一つはAさんは「差し迫った危機感を覚えながらやりたくない勉強をやった」という事です。対してBさんは「勉強は当たり前で平均点以上の点数を取れるイメージを持っていた」という違いがあります。
Aさんの身体や脳は常に緊張状態です。緊張状態というのは筋肉や神経が強張り、勉強した内容もすんなりと入りません。Bさんは常にリラックスをした状態です。脳や体が緩んだ状態で、勉強した内容も何の抵抗もなくすんなりと入ってきます。
よく「大した勉強もしてないのにいい点数を取る友人」って周りにいませんでしたか?本人も頑張っている様子もない、さぞ当たり前かのように平均点を大いに上回る点数を取る友人。
そういった方は「思考に抵抗がない」状態であると言えます。
例えば「どうせいつも通りうまくいく」だったり「そもそも点数が低くても自分の価値は変わらない」なんて言う、自己肯定感の高い思考を持っているという事です。
対して、Aさんの場合「次、点数が低かったら親になんて言われるかわからない」だったり「平均点より低い点数を取る自分には価値がない」なんて言う、自分を追い詰めるような、自己肯定感が低い思考を持ってしまっているんですね。
このAさんとBさん、どちらが正しいも間違いもありません。この思考は育った環境や親の影響を大きく受けるからです。
例えば挨拶もしない、出来ない親というのはその子供は「人前であいさつはしなくていいんだ」と学びます。逆に愛想がよく誰にでも笑顔な親の元で育った子供というのは「人前では笑顔で元気に挨拶をするんだ」と学びます。
次回に続きます。