こんにちは! Wam三苫駅前校です。
公式の意味を理解することで、物理の理解も深まっていきます。
公式を「丸暗記」するのではなく、「この公式にはこういう意味があり、そのためにどんな構成になっている」ということを理解しましょう(前項の「事象のイメージ」とも似ていますね)。
その上で、「問題文中で○○が成り立つときはこの公式が使える」という条件を把握しておくと、解答がサクサクつくれます。
物理の参考書の多くが、公式の適用条件を上手くまとめてくれているので、公式そのものと合わせて必ず確認しておきましょう。
具体的として、ポイント③でも登場した「みはじ」の公式の適用条件を紹介します。
「みはじ」の公式は、文字で表すと、次のとおりです。
それぞれの文字は、次のような意味があります。
まさに、「道のり=速さ×時間」を表していますね。
実はこの「みはじ」の公式は、速さが一定のときしか使えません。
速さが一定じゃないときは、時間ごとに速さが変化する、すなわち加速度が働いているということなので、「みはじ」の公式とは違う公式を使う必要があります(加速度とは、先ほども説明したとおり、「物体の速度変化の割合」のことです)
つまり、「x=vt」という公式の適用条件は、「速さが一定のとき」です。
この適用条件を忘れると、何でもかんでも「みはじの公式」に当てはめて解こうとしてしまい、誤った答えを出してしまうので注意してください。
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