こんにちは! Wam三苫駅前校です。
ではいよいよ、物理の理解を深める(成績を上げる)勉強法を紹介します。
下記のポイントを意識して勉強を続けると、上記の「誤った勉強法」が修正され、自然と物理の理解が深まっていきます。
さきほど紹介した物理で学ぶ5つの分野を思い出してみてください。
全ての分野が、「現実で起こっていること」を扱っています。
つまり、物理では事象(現実で起こったこと)をイメージする力が問われます。
イメージする力がつくと、「この問題は何を聞いている」ということがわかるようになり、問題の理解が深まり、解きやすくなるのです。
では、事象のイメージをつかむにはどうしたらよいのでしょうか?
一つ目の方法は、「図を描く」ことです。
物理では、問題に図が与えられていなかったり、与えられていても小さくて見にくかったりすることがしばしばあります。
そんな状態では、事象を「正確に」イメージすることはできません。
「問題をひととおり読んだら、まず図を描く」というのをクセにしましょう。
自分が見やすい図を描くことで、問題がグンと解きやすくなります。
なお、特に「記述解答を求められる大学受験」という観点では、「自分の理解のための図」ではなく、「採点をする人が見やすいような図」を描くことが大切です。
1か月後の自分が見返したときに理解できるレベルの図を描けるようになりましょう。
二つ目の方法は、「イメージ重視の参考書を読む」ことです。
書店には、物理の「イメージ」の部分を重視した参考書がいくつも並んでいます。
例えば東進ブックス「橋元の物理をはじめからていねいに」(橋元淳一郎/著)シリーズは、徹底的にイメージをふくらませるような工夫が施されています(他にも、オススメの参考書は後でまとめて紹介します)。
こういった参考書を頼ることは、イメージをつかむ手助けとなります。
特に電磁気や熱力学といった、イメージがつかみづらいと言われる分野を勉強するときにはオススメです。
ただし、人によってはそうした「イメージ」が理解の邪魔になる人もいます。
イメージの中で利用される比喩表現などによって、逆に難しくなったりするのです。
一度「イメージ」を重視した参考書や問題集を見て、自分に向いていないなと思ったら、「チャート式物理」などのテキストを重視したものに切り替えましょう。
勉強の本質を理解して学習すれば、必ず問題は解け、成績は上がります!
受験相談、勉強相談は随時行っていますので、ご連絡をお待ちしております!
まずは無料体験から!お気軽にお問い合わせください。