こんにちは! Wam三苫駅前校です。
物理には、大きくわけて5つの分野があります。
ご存じかもしれませんが、物理の理解を深めるために、改めて、それぞれの分野を簡単にご紹介していきます。
力学とは、「物体はどのような法則に従って運動するのか」について学べる分野です。
さきほど紹介した変位、速度、加速度などは、この力学に含まれます。
他に、エネルギー、遠心力、万有引力などについて学びます。
遠心力を学ぶことで、水の入ったバケツを1回転させたときに、水がこぼれ落ちないのはなぜかを知ることができます。
物理で学ぶ分野の中では、最もイメージしやすい内容です。
波動とは、音や光の仕組みについて学ぶ分野です。
「海の波は知ってるけど、物理で言う『波』ってなんだろう」と疑問に思ったことはありませんか?
実は、物理で言う「波」の正体は、「音」や「光」といったもののことなのです。
この分野を学ぶことで、救急車のサイレンの音が高く聞こえたり、低く聞こえたりする現象の謎を知ることができます。
熱力学とは、気体と熱の関係について学ぶ分野です。
気体と熱の、一方の変化がもう一方にどう変化を及ぼすか、などといったことを学びます。
例えば、袋の中の気体を熱するとどうなるか、袋がどうなるかを想像してみてください。
答えは、「ふくらむ」です。
ふくらむ理由は、袋の中の温められた空気が激しく動き始めたからです。
このことから、「気体を熱すると気体の体積は増える」という関係が見えてきます。
電磁気とは、その名の通り、電気や磁気について学ぶ分野です。
回路に電気が流れる仕組みや「フレミングの左手の法則」などの磁石にかかわる法則について学びます。
この分野を学ぶことで、「電気ってそもそも何?」「発電所ってどうやって電気をつくってるの?」といったような、素朴な疑問を解決することができます。
分野①~④で学んだ内容を使って、原子の謎を解き明かす分野です。
原子の構造、放射線、核分裂などについて学びます。
この分野を学ぶことで、医療で使われているX線や、人体に悪影響を及ぼすガンマ線などについても知ることができます。
しかしながら、「大学受験」に限定して考えると、ほとんどの大学・学部では出題頻度が少なく、そこまで真剣に勉強する必要がない部分でもあります。
ただし例外的に、理学部では小問として原子の各分野が、医学部では大問として特に原子物理学が、毎年出題されています。
「大学受験」を考えるなら、志望校の過去問をしっかり見て、詳しい人にも相談しながら、どこまで真剣に勉強するかをよく考えましょう。
勉強の本質を理解して学習すれば、必ず問題は解け、成績は上がります!
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