教室ブログ
個別指導Wam矢向駅前校の👓海坊主です。今日、10月19日は「ほめ育の日」だそうです。ほめ育とは、ほめて育てる教育のこと。人は褒められればテンションは上がりますし、自己肯定感を持つ事が出来、その後の生産性も上がるという事は、教育現場にいると良く感じるところです。でも、間違った褒め方だと、相手が素直に受け取れなかったり、変に現状に満足してしまい、その子の努力・成長を阻害してしまう事も・・・。どの様な点に注意して、どのように褒める事が「褒めて伸ばす」事になるのでしょう？
大事な事は、「何を褒めて（評価）いるのかを明確にして具体的に伝える」という事です。ただ「凄いね」と漠然と言っても、言われた側は悪い気はしないでしょうが、自分の何が良かったのか気付く事が出来ません。また必要以上に他者と比較して持ち上げるような褒め方もオススメ致しません。そのような褒め方では、比較対象によっては自分の良さが無くなってしまうと捉えられたり、褒められた相手も「別の人の前では自分の悪口も言われているのでは？」と勘ぐられてしまうこともあるでしょう。「どんな所が、どのように良かったのか」を誉め言葉と共に伝えてあげましょう。例えば、塾での宿題をやってきて、間違ってしまった子がいたとします。その事をすぐに「良い or 悪い」と評価するのではなく、「やってみてどうだった？」、「どんな風に取り組んだの？」と相手の話を聞いてあげましょう。その中で、「考え方はバッチリだね！！前回の授業を理解出来ている証拠だよ(^^)/。先生がこの問題で確認したかったのは、この考え方が出来ているかだからバッチリです。あとは細かな計算ミスがなくなれば正答になるから計算練習も併せて頑張ろうね！！」。こんな風に褒めてあげると、自分が取り組んだプロセスの良かった点や、足らない点が明確になり、以降の学習意欲向上にも繋がります。今日は「褒め育」の日。みんなの良い所を褒めさせて下さい☆彡
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