数学の問題文には数字や記号で解くためのヒントが隠されている。
しかし、問題文を読み進めていくとヒントの数が2つ3つと増えていくので、
始めのほうのヒントをつい忘れてしまったり、複数のヒントを整理できずに、
パニックに陥ってしまうことがある。
そういう時は、ヒントが一目でわかる状態を作ることが肝心だ。
例えば、1次関数のグラフ問題を解く場合、
問題文を読み進めてヒントが与えられるたびに、
座標平面に一つずつヒントを書き込んでいく。
A(3,5)やy=-2x+bのように、与えられた座標や式をすべて図に書き起こそう。
そうすれば、文章を繰り返し読んで解くことなく、
まるで鳥の目で景色を一望しているかのように、
一目で複数のヒントが見渡せるようになる。
文章が嫌なら、それを絵にできないかを考えてみるのだ。
西浜校より。