こんにちは!
個別指導WAM東豊校です。
台風が過ぎ去って、気温がぐっと下がりました。
体調を崩している人がチラホラいるのが心配な今日この頃。
小学生の時に勘違いをしていた言葉って皆さんありますか?
『波浪警報』を『ハロー警報』、『台風一過』を『台風一家』、『濡れ手で粟の一掴み』を『濡れ手で泡の一掴み』などなど。
小学校低学年の時にはこのような間違いをしていたことを記憶しています。
言葉の意味を沢山知っている今では二度と間違える事は無いと思える慣用句ですね。
幼少期において、知識として詰め込んでいるものの絶対量が低い事から起こる現象。
そのため大人になるにつれて、そのような勘違いは減っていく。
また、テレビやラジオといった音声情報に依存した情報媒体に多く触れている人はこのような勘違いが多くなるのかと思います。
そのため音声情報に依存した情報媒体との付き合い方というのは気を付けなければいけません。
確かに、言語の習得において、音声情報から学んでいくことは非常に重要な事であります。
英語教育は正に良い例ですね。音声から学ぶことが少ないため、勉強が得意な生徒は出来るが得意ではない生徒はずっと苦手な状態が続く。そしてそのような状況を打開するために、四技能を重視しましょうという話になっているのだと思います。(正直、勉強が苦手ない生徒は音声情報オンリーの英語学習を重点に置いた方が良いと思いますが・・・)
しかし、年齢が上がり高度な文章に触れる機会が多くなった場合は文字媒体を中心とした情報に多く触れる必要があります。
言葉というのは同じ音をしていても意味が異なる言葉、同音異義語が多数存在します。
音声情報だけを頼りにしていると、それらの言葉は決して区別することが出来ないでしょう。
(もちろん、使われている状況から類推して用法を考える事は出来ます)
だからこそ、文字情報に触れる機会を確保する事は非常に重要な事になります。
それは難しい事ではありません。
簡単な例は、国語の教科書の音読です。
音読は声に出すために、必ず文字情報に目を通します。
強制的に文字情報に触れさせてくれるのです。
最近は音読の宿題を学校が出さない事が増えているような気がしています。(客観的なデータは無いですが)
だからこそ、ご家庭で一緒に音読する機会を作る事を試されると良いなと思います。