皆さんこんにちは!磐城駅前校です。
今回も一人でも多くの方にお届けできることを願い投稿させていただきます。
前回の続きです。
ところが、機能不全家庭で育ってしまった大人は「方法」を知らずに育ってしまいます。
本来は、他人の機嫌は本人の都合で機嫌が悪いという事なので、何ら気にすることはないのです。ところが「無意識レベル」で「生存本能」で、機嫌を取りに行かなければ「生きていけない」と思ってしまう。これがとても危なく、怖いところなんですね。なんとなくイメージが湧きますか?
この話は更に奥深く、更に多岐にわたるのでまたの機会に致しますが、世の親御様は決して自分の子供に自分の機嫌を取らせないようにしてあげてください。あなたの一時の感情が子供の心に影響し、ひいては成人になった後の人間関係、人生に影響が出ます。
話を戻します。他人の機嫌は取らなくていい。でも、相手の顔色や不機嫌な態度を見たり感じると急にソワソワしたり、ビクビクして落ち着かない。恐れ、恐怖の感情が湧き上がってくる。このような心理に覚えのある方は居ませんか?
そんな時の解決法を一つお話します。それは「自分の機嫌を取る」という事です。
どういう事でしょう?
「自分の機嫌を取る」という発想をもしかしたら初めて聞いたという方もいらっしゃるかもしれませんね。そもそも人間とはある程度自分の機嫌を取っています。
例えば、「なんかモヤモヤするから美味しいものでもがっつり食べよう!」だったり「日常生活の疲れを癒すために旅行に行こう!」というのも自分の機嫌を取る行為であると言えます。
自分の機嫌を上手にとることが出来れば、心がとても安定します。そして「自己肯定感」が上がりますから、自分や他人に対して劣等感を抱くことが少なくなります。そして何より、「他人の機嫌や感情に影響されない」心を得ることが出来ます。他にも様々な恩恵がありますから、まずは「自分の機嫌を取る」という事を最優先してください。
しかし、それが苦手な人が居ます。それがアダルトチルドレンです。自分の機嫌を「相手に取らせる事が自分の生きている価値」に繋がっている人が居ます。そういった人は自分で機嫌を取ることを「負け」だと思い、相手が機嫌を取りに来たら「勝った」と思います。複雑でしょう?
しかし、人間は常に成長する動物です。「自分の機嫌を取る」という発想を得たあなたは、今この瞬間からできるようになりました。
しかし、それにもトレーニングが必要です。何をもって「自分の機嫌を取る」と言えるのか、難しいですよね。
次回に続きます。