皆さんこんにちは!磐城駅前校です。
今回も一人でも多くの方にお届けできることを願い投稿させていただきます。
今回も長編になる予感がしています。
心理の要素もありますが、これは「人のあり方」のお話です。「こうあるべき」とは申しません。「このありかたの方が健全で楽だよ」というお話ですから、焼酎のお供にでもしてあげてください。
人間とは、自分以外の他人の影響を少なからず受けます。何度かお話した「メタ認知」という心理学用語がありますが「自分は自分以外の人間が居ない場合、自分を自分であると認知できない」という事です。色で申し上げますと、この世の中に「白」しか存在しない場合、色の概念や「白」という発想すらわかないという事ですね。比較対象があるから優劣を付けたり、評価することができるという事です。
前置きが長くなりましたが、本題に入ります。「他人の機嫌を取らなくていい」とは。
人は物心がついてきた頃から少なからず他人の機嫌を伺って生きています。それは生存本能であり、自然なことなのですが、それが過度な場合、人生に影響が出ます。
例えば幼少期、4歳くらいの子供だった時のことを想像してみてください。
いつも機嫌のいいお母さんが台所の椅子に座って頭を抱えているところを目撃してしまいました。そこであなたが思う感想は何が思い浮かびますか?
1.「お母さんどうしたの?」と優しく声を掛ける
2.「何してんの~!」とわざと道化のようにしておちゃらけてみる
3.「お母さんごめんなさい」と何もしていないのに悪いことをしたような気分になり、謝りに行く
4.見なかったことにして自分の部屋に戻る
心理テストみたいになりましたが、皆さんはどれに近いでしょう?別にどれが正解というのはありません。
ある状況に出くわした際、「心」が反応します。その心が「嫌な気分になる」のを避けるために、人は他人の機嫌を取りに行こうとする「自己防衛本能」が働くという事です。
しかし、この「他人の機嫌を取りに行く」という行為、これはとても難しいことだとまずは理解してください。
次回に続きます。