教室ブログ

2022.09.16

YouTubeの恐ろしさは切り替えの手軽さ

こんにちは。WAM婦中校の車です。

 

勉強でも趣味でも、1つのことを長時間続けるのはなかなか難しいものです。
集中力に個人差はあれど、誰でも万全の集中力が持続する時間には限界があるものだと思います。
適度な気分転換は必要なものです。

 

自習をする生徒たちの様子を見ていて思うのは、自学自習をする力が高い生徒は勉強の気分転換を他の勉強でできるということです。
たとえば数学の勉強をしていて疲れてきたら漢字練習に切り替えるなどです。
実はこれは全てのことに通じていて、例えば趣味で絵や音楽などの創作をする人の中でも、特に意欲が高い人は作品制作に行き詰まったときの気分転換として別の作品を作りはじめることがあります。
集中力が切れたとしても同じフィールドの中で活動をすることは続けられるというのが、成長できる人の特徴なのではないかと思います。

 

しかしこれは諸刃の剣で、ゲームに飽きたら別のゲームに切り替える、を繰り返せば無限にゲームを続けることができてしまいます。
このことから、現在遊んでいるゲームが1つだけある状態と2つ以上ある状態では大きな差があると私は思っています。

 

その観点で考えると、YouTubeは時間を奪うコンテンツとして恐ろしい力を持っていると改めて感心してしまいます。
1つの動画に飽きてきたときに他の動画へ移ることの手軽さ、選択肢の多さ、その選択肢の可視性などの点において圧倒的です。

YouTubeに時間を奪われて勉強時間がなかなかとれない、でもやめることはできないという人は、視聴するチャンネルを1つに決めるのも一つの手かもしれません。

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