教室ブログ

2022.09.09

【ろうそくのような生き方のお話-1】

皆様こんにちは!磐城駅前校です。本日も一人でも多くの方にお届けできることを願い、

投稿させていただきます。

 

ろうそくとは、皆さんご存じかと思います。
ろうそくの紐に火を灯し、その火が光源となり周りを明るく照らします。
そして下の「ろう」の部分。火が灯ることによって少しずつ溶けてやがって無くなってしまいます。

このろうそくの様に生きている人が居ます。例えば、自分の事は後回しにしてでも子供の為にご飯を作ったり掃除洗濯をしたりするお母さん。もしくは自分の体調は差し置いて仕事に行ってお金を稼ぐお父さんのように。

この「自分は後回しで周りの事が最優先」する生き方、これこそがろうそくのような生き方であると言えます。

一見、周りを明るく照らし優しい人、尊敬する人のように見えます。しかし、本人は「自己犠牲」をしてまで無理をして頑張っているということです。

日本人は特に古来より、自己犠牲が美徳であるという価値観が根強くあります。
自分の事は後回しにして、他人の為に貢献することが、ひいては本人の為になるという固定観念があるんですね。

しかしどうでしょう。この様な生き方ははたして美徳と言えるのでしょうか。私はそうは思いません。

「あの人は自分を犠牲にしてまで頑張っている。いい人なんですね」というのは、間違った価値観であると思います。もっと自分を大切にしましょうというのが以下のお話になります。

旅行好きの方はもしかしたらご覧になった方もいらっしゃるかもしれませんが、航空会社の「酸素マスク着用案内動画」を観たことはありますか?

その動画の親子のシーンをよく見てください。子供に酸素マスクを着用させる際、絶対に親が先に酸素マスクを着用しています。
と言いますのは、「危機管理が出来る親が先に酸素マスクを着用しないと、子供を助けられないから」ということです。

もし、親より先に子供の酸素マスクを優先した場合、万が一手間取ったりでもしたら子供も親も共倒れになります。
するとどうでしょう。救護活動に難を強いられますよね。飛行機というのは何十人何百人と利用している乗り物です。
その万が一が起きた際、あなたの判断が他の乗客の命を危ぶむことになるかもしれないということです。

また、子供の酸素マスクの着用が完了し、親が間に合わなかった場合。子供の将来はどうなるでしょう。誰が親の代わりをできますか、というお話です。

ここで言われそうなのが「子供を犠牲にしていいのか」ということですよね。それは極論であり、今の論点とは大きくずれた意見です。

次回に続きます。

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