皆さんこんにちは!磐城駅前校です。
本日も一人でも多くの方にお届けできることを願い、投稿させていただきます。
今回のお話は4回に渡っての長いお話になります。
是非最後まで、読んでいただけると幸いです。
本日は少し心理学に沿った話をしてみます。
ベストセラーとなった「嫌われる勇気」の著者も「悩みの根源は人間関係が全てである」と言いました。
人間社会において人間関係は切っても切れない必要不可欠なものでございます。
さて、今回のお話ですが社会人として働く人のお話です。人はなぜ仕事上の人間関係に悩みを持ってしまうのか。
あるサラリーマンの男性がいました。その男性は会社での成績もよく、人当たりも決して悪くない方だとします。
しかし、本人も周りもそのことを理解しているのになぜか「付き合いづらい」と感じてしまっています。それはなぜか。
理由はその男性の「他人との距離の取り方」にあります。その男性は周りと仲良くするために「必要以上に」仲良くしようとしました。ですから、同僚とは「友達」になろうとしましたし、上司には「親」のような関係を望んでしまっていました。
しかしどうでしょう。その関係を相手も望んでいるでしょうか。当然全員が望んでいるとは限りませんよね。
「友達」や「親」というのはもっと近しい人のことを言います。つまり「愛情」を持つ関係の事を言います。
その愛情を持つ関係をビジネスで関わる人達に求めることは、果たして適切でしょうか。
答えはNOです。
ビジネスとは「ドライ」な関係で十分なのです。ドライと聞くと一見「冷たい・希薄」なイメージが先行してしまいますが、そうではありません。ドライな関係の中にも「信頼関係」は生まれます。
また、「ドライ=円滑な」という言葉に置き換えてみてください。ビジネスにおける一番の目的は「お金を稼ぐ」ということですよね。その目的のために人は世の為人の為に働きます。
その枠外における「愛情」という領域を求めてしまうのは、当然歪が生じます。
では、なぜその男性は「愛情」を求めてしまうのか。ここから心理のお話になります。
次回に続きます。