こんにちは。WAM婦中校の車です。
県立高校入試まであと200日を切り、中学3年生のみなさんはいよいよ入試問題で点数を取るための勉強をしていかければいけません。
その一環として英語の長文問題対策があります。
富山県の高校入試の英語は、とにかく長文問題の割合が大きいです。
長文が読みとれる力があるかかどうかで得点の大部分が決まってしまいます。
ではどうすれば長文を読む力が上がるかというと、とても単純ですが最も大事なのは単語の知識を増やすことです。
単語を覚える勉強は入試まで毎日続けてください。
とはいえ、中学校で学習する単語の総数はとても多いので、全ての単語を完璧に覚えるのは難しいというのも事実です。
文章中にわからない単語があったらどうすればよいのでしょうか?
よく「知らない単語の意味は前後から推測しましょう」と言う人がいます。
しかし、これは優秀な人だからできることではないかと私は思います。推測なんてそう簡単にできません。
多くの研究から、「知らない単語の意味を正確に推測するためには、文章全体の98%の単語は知っている必要がある」というのが定説となっているそうです。
つまり、1ページの中に知らない単語が4つほどあったらもう推測することなど難しいということです。
「推測するべし」はまさに優秀な人の言い分だったというわけですね。
ではどう考えればよいのかというと、一つは結局のところ知っている単語を98%以上にまで増やすべきだということです。
そしてもう一つは、わからない単語は推測ではなく「無視」が正しい対処法であろうということです。
リスニングなどの経験からわかるかと思いますが、全体を完璧に聞き取ることなどできなくても、大事な部分だけ拾うことができれば正解できる問題は沢山あります。
推測と言われるとなんだかものすごく高度なことを要求されている気がしてしまうかもしれないので、無視すれば良いというスタンスで戦いましょう。