教室ブログ

2022.08.19

【代わり】

 こんにちは。WAM河北校です。お盆休みが明けると、9月まで一気の雰囲気、かつ暦の上では間もなく「処

暑」で

すが、体調は崩されていないでしょうか?お彼岸までは未だ少し先ですが、個人的には暑さと共に、世の中の喧

騒も収束して欲しい物です。さて、8月も間もなく終盤ですが、新学期に向けての準備は出来ておりますでしょ

うか?宿題・課題・予習や、もしくは新しい事を始める・習い出す方もいらっしゃるでしょうか?また、お盆休

み中は何処へ出かけた等と話題に上がりそうですが、私自身は自身の「選択」として和歌山市を離れる事を控え

ました。用と言えば、お墓参りや周りの手伝いを行ったり、外食等、一時的に箍(たが)を外して食べたい物を

食べさせて貰った事位ですね(笑)皆さんは、お盆期間を含んだ夏休み中、どう過ごされましたでしょうか?楽

しんだり、愉しんだりする事は、やはり「健康」でないと出来ないという事は、私自身、年を重ねる毎につくづ

く感じて来ております。まだ、今年は4か月程残っており(汗)、総括では無いですが、特にこの夏に関して

は、普通に体を動かせて、食事が出来て、惰眠を貪れて、行いたいことを楽しめる(愉しめる)のは、「身体が

健全」な状態でないと出来ない、とつくづく思った次第です。言い換えれば少しいやらしくなりますが、誰かの

「身体が不健全」でなくなってしまうと、例え、一時的にでもその人の「代わり」を誰かが務めなければならな

くなる事は、やはり否定は出来ないと思うのです。「自分の体なんだから好きにさせてくれればいいじゃない

か!?」と言う反論も飛びそうですが、「家族」や「友人」「上下関係」等、色々な形での人としての「繋が

り」が有る以上は、その振る舞いが「自由」なのか?「勝手」なのか?と言う意味合いは大きく違ってくるのだ

と感じます。「健康」への「気遣い」は「執着」とも解釈出来て、裏返せば「死」への「恐怖心」とも解釈出来

そうですが、私自身は「自身なり」の「自身の労わり方」を考える事が、「見返り」や「お返し」等の打算的な

要素は抜きにして、もし何か有った時の為の「相手」への「振る舞い方」を考える事に繋がるのではないか?と

思います。自身の身体は確かに自身にしか動かせませんから、その所有権は「自分」に有るべきでしょうが、

「自分」の一から十迄の振る舞いが、いい影響も悪い影響も一切「自分」と言う人間にしか働かない時の数と、

「自分以外」の人間に働いてしまう時の数とを思い返して比べて見れば、果たしてどちらの方が多いのか?と考

えた時、日頃自分以外の人と関わっている人間の数が多ければ多い程、その結果は一目了前でしょうね。そうい

う意味では、「自分」の身体は「自分だけ」の物では無いとか、あくまで「借り物」と言う思想が有るのでしょ

うね。一子相伝的に「その人にしか務まらない」「唯一無二」的な「道」や「能力」を極める(究める)事も一

つの生き方だとは思うのですが、(以前話題に挙げましたが)元・巨人軍コーチの、故・木村拓也さんの様に

「1人でも多くの方の「代わり」が務まる」方と言うのは、裏ではそれなりの「努力」や「決断する勇気」も有

ったでしょうが、「実はすごく器用で柔軟な思考を持てる」重要な人材だったのだろう、と思います。「こんな

ん誰でも出来るやん!」と思っていた事に限って、いざその人の立場に立って行ってみると、思考停止して出来

ないのですね(汗)

「一つ一つ」の「独立」した「振る舞い」で見てしまうと、「そう見えてしまう」のが厄介なのですね。そうい

う意味では、「身体」を借りている以上は「勉強」とはまだまだ終わらないのだと思います(笑)時間的・物理

的に上記2つのどちらかの「生き方」しか選べないとしても、人の欲求上、私自身としては、「選ぶ」「選ばな

い」を抜きにしてですが、どちらの「生き方」も憧れます(笑)・・・ただ、結果的にどちらの「生き方」を

「選んだ」か?と言う背景については、「選んだ」方が自身の「適性」を懸命に「客観的」に見て「判断」した

上での事でしょう。その上で生まれた「個性」であるからこそ、周りの「納得」や「承認」が得られている、も

しくはその逆も成り立つのだろうと思います。「父母の年は知らざるべからず 一は則(すなわ)ち以て喜び、

一は(則)ち懼(おそ)る」と言う「論語」の一説をずいぶん前に挙げましたが、私の解釈として、人間同士の

あらゆる「繋がり」が有る以上は、「父母」と言う「定義」に限る必要は無い、とここ最近「考え」が変わって

きております。どちら「正しい」と言う訳では無く、あくまで「自身」の「適性」を分析した上での事でしょう

から、例えばですが、「考え」

が変わるに連れて、木村さんの様な「考え方」「生き方」が必要になって来ているのでは無いかと思います。

「誰か」のしている事、「一つ」だけでも、「代わり」に行う事が出来れば、それは、「誰か」の大きな「助

け」になるかもしれないですね。それだけ、「健康」上の「誰か」の存在は大切で、誰でも出来る事、と侮らな

い「姿勢」は大切なのだろうと感じます。まだまだ暑い日が続きますから、体調にはくれぐれも気を付けて下さ

い。

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