【未来は向こうからやってくるお話】
皆さんはこんな言葉を耳にしたことはありませんか?「未来に向かって進もう!」「明るい未来の為にしっかりと勉強しよう!」
こういった言葉のやり取りをするとき、あたかも自分が未来に向かって進んでいるような気がしませんか?未来が「待ってくれている」そんな感じです。
しかし、よく考えますとこれってちょっとおかしいんです。
例えばあなたが「今」と言葉を発したとしますよね。言った瞬間あなたが意図しなくても勝手にその言葉は「過去」になりますよね。
人間って不思議なもので、自分に都合のいいように考えたり捉えたりしてしまいがちです。
黙ってても未来は向こうから勝手にやってくるんです。自分は年を取りたくないと言っても勝手に老けていきます。
一生において受験という機会はわずか数回です。それも「受験合格に向けて頑張るぞ!」じゃなくて「勝手に受験というイベントがやってくる」んです。
家でジッとしていようが塾で自習をしようが未来は向こうから勝手にやってきます。
ある人は未来に向かうのが怖いから引きこもったりします。引きこもっていても未来は待ってくれません。
何を言いたいのかと申しますと、「人知を尽くして天命を待つ」心が必要です。
自分が思い付く限りのありとあらゆる方法や行動を取ることが大事です。自分を納得させることが大事です。
「もう出し切ったぞ。。。これ以上は天地がひっくり返っても無理」という境地まで自分を持っていくことが出来れば、何も未来を怖がる必要はありません。
未来に対して不安な気持ちがあるということは「まだ出し切っていない。何かできる余地がある」ということです。
目先の結果の良し悪しを気にするのではなくただただ愚直に「今できることを今やる」。
それが出来れば受験も怖くないと思いませんか?ぜひ参考にしてみてください。