教室ブログ

2022.08.05

【型】

 こんにちは。WAM河北校です。夏休みは早くも中盤戦。8月に入りました。暑い日や他の地方では、大雨の報

も有りますが、暦の上では、週末に入るともう「秋」です。秋を彩る事物が、あちこちで賑やかさを増して来る

でしょうか?お盆休みが過ぎてしまうとあれよあれよと言う間に新学期、月末ですから・・・宿題や課題は住ん

でいますでしょうか?9月に定期テストや実力テストの学校も在りますから、夏休み終了後の準備はご自分に分

かる範囲で万全でしょうか?今年の一学期や、以前の学年の範囲の積み残し、これからの予習準備等自身で「納

得がいっていない」内容は有りますでしょうか?「納得がいっていない」、言い換えれば「自身の物や実力にな

っていない」原因の一つに、誰もが通る「型」をきちんと学べていないと言うのが私の中の筆頭として挙がって

参ります。私自身一学期を振り返ってみて、例えば、数学の正負の数、連立方程式、因数分解や展開等、高校以

降でもずっと使う計算方法の基本を初めて学ぶ時、まず学校では使用している「教科書通り」に学ぶ筈です。そ

の通りに出来ているか否か?が大きな分岐点です。ただ、反面私自身感じる事は、学校の批判では無いですが、

どうしても教科書活字に対する理解度の「個人差」が否めない部分は、致し方ないのが現状でしょう。「活字」

の後ろに隠れた「理屈」や「意味」を自身で「読み解ける」のであれば、それに越した事は無いのですが、それ

を自分一人で行う事が困難な場合、「教える側」、「伝える側」は「相手」に「言葉」で納得して貰う必要があ

るでしょう。私から申すと、「言葉」で「納得」「理解」出来ていないのですね。だからと言ってそれを責める

のは間違いですし、そういう状態であるならば、

数学に限らず、自分で「読み解いて」「納得」する力を付ける必要があると思うのです。お盆休み前に、もう一

度の野村克也さんの言葉を出しますが(しつこくてすみません・・・)、「個性と自分勝手は違う」と言う一言

(いちげん)が有ります。何が違うのか結論から申しますと、私の「読み解き」も入りますが、「ルール」を守

っているか「いない」かの違いです。先述の内容に照らし合わせて申すと、「教科書」通りの方法、自身で理解

して進められる方は、今更言わずもがなでしょうが、つまり問題を解く根底で「型」を「守っている」と言う

事、そして、その「型」を「言葉で理解出来ている事」だと考えます。生憎ながら、間違いが頻発してしまう、

いつまで経っても改善されない生徒さんに対する私なりの原因として、きつい表現になりますが、「型」を守っ

ておらず、かつ数学の必須事項である「途中式の記載」を行えておりません(数学に精通した方程、この注意は

五月蠅い(うるさい)です。数学を生業(仕事)にする方もいらっしゃる位ですから、尚更でしょう)。自分が

どういう過程で解いたかを「記録」出来ていないのです。「忘れずに記録する」と「習慣」は、以降「生きてい

く上」で非常に大事ですし。「たかが数学の途中式やん!」の問題レベルで収まる事ではないと思うのですね。

学校の先生方も一応「お仕事」でされている訳ですが、きちんと「理屈」や「原理」を理解して貰う為の「誰で

も使える」手段を触れ回る意味では、私自身は「五月蠅い」位で正しいと考えます(笑)始めは時間がかかるか

もしれませんが、まずは「型通り」に進めれば、基本「答え」には辿り着けます。後はその「型」

を徹底的に繰り返し、仕組みを「言葉」で理解した上で、それに慣れて来れば、解答時間の短縮と言う「欲求」

が生まれた時、途中に「少し」だけ「暗算」を入れてみるとか、注意するべき断り書き部分に自分で下線を引く

等、「間違い」を更に減らす「自分なりの工夫」を組み込める事が出来ると思うのです。突き放す様で申し訳な

いですが、学んだ後は「自分次第」の部分がやはり大きくなってきます。「基礎」「基本」と言う最低限の「陣

地」を作っておかないと、振り返る時、「初め」に戻る事が出来なくなってしまいます。いわば、「最低限」の

自分の勉強方法を持たないまま、どうすればよいか分からなくなってしまうと思うのです。それ程、私は「型」

と言う物は大事だと思っています。「~らしい」と言う物言いが有りますが、前向きな、褒める意味であれば、

相対的観点で「多く」に共通する「型」「基礎」「基本」を根っこで守っていると言う、野村さんの物言いを拝

借すれば「周りの納得と承認」が有るからこそだと感じます。逆の意味であれば・・・、周りはどういう意図で

申しているのかはお察しでしょうか(汗)「個性」は「ルール」を守り、「相手」の「意向」や「都合」に沿っ

た上で、発揮される物だとやはり思います。話が変わりますが、高齢化社会が進み、労働人口が減少し続け、恐

らく更に機械にオペレートさせる「便利さ」が進むでしょう。「昭和」の考えと言われそうですが(汗)自身の

体を動かして「人の動き」や「時間」を意識する等の「視野を広げる」事は今の時代、逆に余計に必要になって

きている様な気がします。機械はプログラミングすれば徹底的に「型」を守ってくれますが、人間は「感情」故

に常に「型」を守ってくれる方々が果たしてどれだけ残るのかと言うのもやはり疑問なんです。そして人手不足

による身分の「垣根」が「崩壊」するとすれば、将来色々な意味で「働ける」人達もどれだけ残るのかと言うの

も疑問です(汗)私もその一人かもしれないですし・・・(笑)つまり、「人手過剰」なのに、「人手不足」な

んです。善悪の区別を付けられないまま、あらゆる通信媒体を使って「遊んでいる」場合ではない様な…気が致

します。勝手な事前連絡ですが、8/13(土)~8/17(日)の5日間、河北校の方もお盆休みを頂戴致します。そ

れに伴い、来週のブログはお休み致します。皆さん、体調管理や、事件事故等に気を付けてお過ごし下さい。ま

た二週間後にお目にかかります。

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