教室ブログ

2022.07.27

【共通テスト2022 英語 分析④】

<共通テスト2022英語 分析コメント

 

<リスニング>

共通テストのリスニングレベルは、

CEFR(セファール)でいうところの、

A1~B1レベル英検準2~2級レベル。

語学の特性として当然ですが、

リーディング同様、

リスニングでの高得点奪取のをねらうなら、

ある程度の「時間」と「反復」が必要、

一朝一夕ではムリです。

 

ポイント

リスニング学習は日頃から随時

英語の4技能(読む、聞く、書く、話す)を

分けて学習しない。

語彙・読解の学習の際には、

常に「リスニング」「音読」を

並行して行うこと。

単語帳・熟語帳・長文読解問題集は、

必ず音声データがついているものを選ぶこと。

その上で、共通テストの過去問、

共通テストの予想問題(模擬試験)に

多く触れれば、

少なくとも80%以上の得点は可能です。

 

ポイント

読解力リスニング力

読める能力以上には聞けない、話せない。

リスニング力を身に着けたいからこそ、

リーディングの学習を強化すること。

すなわち、前述の通り、

1つでも多くの英文に毎日触れること。

 

ポイント

発音出来ない音は聞き取れない

当然ですが、

正しく発音出来ない音は聞き取れません。

上述のように、

語彙の学習の際は、音声付のものを使い、

意味やスペリングのみならず、「聞き」、

「実際に声に出して発音してみる」、

この2つのトレーニングを疎かにしないこと。

×「アルコール」 「アルコホール」、

×「ビタミン」 「バイタミン」、

など、日本語のイメージと実際の発音が

異なる単語には特に注意が必要です。

 

ポイント

気持ちの切り替え

ひとつの問題で自信がなくても、

それをぐずぐず引きずっていれば、

次にも影響が出て共倒れしてしまいます。

完璧主義は捨てて、

次の問題の音声が流れ出したら、

勇気を持って気持ちを切り替えること。

 

ポイント

設問の先読み

第3問以降は1回しか読まれません。

音声が流れる前に、

出来る限り設問を先読みし、

事前に何が問われのかの情報を掴み、

それを「探す」つもりで

リスニングに臨むこと。

その意味ではリーディングと同じです。

 

【おすすめ問題集】

・きめる!共通テスト

・全レベル別問題集 リスニング

・英検2級 リスニング

・共通テスト過去問

・共通テスト予想問題集

 (模擬試験、実践問題集)

 

 

追記

 

アカデミックな内容の第5問が

いちばん難しいです。

第6問は、参加メンバーが、

その議論のテーマに

賛成の立場か反対の立場かを、

おおまかにつかめればよいので、

最終問題だが意外と恐れるに足りません。

 

出来れば比較的容易な

第1問~第4問で1~2問ミス、

最難関の第5問で1~2問ミス、

第6問で1問ミス、

合計5~6問ミス、で乗り切って、

なんとか80%以上突破を期したいです。

最低80%ラインをクリア出来れば、

難関国公立でも、

大きく足を引っ張りはしません。

 

しかしそのためには、

何度も繰り返しますが、

日頃からの継続した学習が肝要、

付け焼刃では厳しいです。

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