こんにちは。WAM四河北校です。恐らく皆さん夏休みに突入したかと思われますが、いかがお過ごし、もしく
はお過ごしの予定でしょうか?高校生の方は、時間当たりの賃金を伴う就労が認められる世代になり、いわゆる
アルバイトを始める方も多いでしょうか?一学期も終わり、生活リズムが定着されたであろうこの時期、面接に
行かれる方も多いでしょうか?さて賃金と先述致しましたが、先週は、先日は国語の教科書より、「技術が道徳
を代行するとき」の説明文より、勝手な私見を「先に」述べました(笑)。先週の宣言通り、参議院選挙が終了
したので、社会分野について綴ってみます。
開票作業終盤の未明に「賃金」についての「賃上げ」の討論が行われておりました。いわゆるお給料ですね。
「賃上げ」のみに限った事ではありませんが、何故「討論」を行う必要があるのか・・・例えば「討論」と言う
物は色々な意見を色々な人達と交わす事によって、「自身の考え」を「深める」事が第一義であり、そしてそこ
から自身の「生活」や「生き方」にどう生かすか?(もしくは生かせるのか?)と言う理由が恐らく上がって来
るでしょう。「案」として出た「考え」を「実現」出来るか否かは一旦外に置くことになりますが、飛び交う
数々の意見に、はっと触発される形で「自身の考え」そして「意見」が「言葉」として形になるのですね。人々
の話を聴き続けていく中での「積み重ね」の為せる業ではないか?と思うのです。また、「賃上げ」されれば、
殆どの方は当然嬉しいと思うのですが、「じゃあ、賃上げしたらええやん」と言う簡単な問題では済まないか
ら、「討論」を経る必要が有るのでしょう。「会社」と言う物が「組織」である以上、ある特定の方だけをそう
いう待遇に処すると言うのは筋が通らないでしょうし、仮に「賃上げ」が実現するとすれば、その「財源」は
「会社判断」の範囲でどこから来るのかも疑問ですね。それに、「賃上げ」が実現すれば、平均所得が増え、
「消費」が上向きになり、それに乗じて「物価」が上がる可能性が上がりますから、「同じ事なんじゃない
の?」と言う事にもなりかねません。ですが、やはり働いた分に応じた納得のいく「報酬」が得られれば、大げ
さでしょうが(汗)「生きていてよかった」と自画自賛したくなる嬉しさもあるかもしれませんね。「少子高齢
化」に伴い、若年層の「人手不足」が深刻化し「単純作業」と言う物に分類される仕事が少しずつ「機械化」
「デジタル化」されつつあります。表向きに言えば「人手不足」の補助・解消等でしょうが、これを言い換える
ときつい表現になってしまいますが、要は電力と、ロボット等の「作業を具現化する媒体」さえあれば、それ以
下の仕事しか出来ない「人間」はもはや仕事を奪われるという事だと考えます。英語の教科書で目にした方もい
らっしゃるかとは思います。
「機械」は「反論」しませんし、サボりません。また、余計な奸知(かんち)も持ちません。それ故「素直」に
仕事をしてもらうには持ってこいです。手足を滑らかに動かせて、その場に応じた「喜怒哀楽」の表情を瞬時に
浮かべられ、優先順位を的確に組み立てられる・・・そのようなロボット(アンドロイド)が普通に世に出てき
た時(もしかしたら、倫理上、人間優位の観点上あり得ないかもしれませんが)、その数が増えるか否かはその
時の人間の労働人口如何のみに関わらず、「平均的な職務意欲」にも依って来る様な気が致します。「意欲」の
違いと言うのはいわば「目線」の違いとも言えると思います。討論を見ていて個人的に思ったのは、あくまで私
見ですが、「少子高齢化」により、現状、人口は哀しいかなどうしても恐らく減っていく傾向にあるでしょう
が、「健康寿命」が70歳代まで伸びているのであれば「労働人口」はある程度食い止められるのではないか?
と言う事です。事情はそれぞれあるでしょうが、70代、80代、でコンビニやファーストフード店で元気に接客や
掃除をしている方々を見ると、普通に働けている事を私自身は羨ましく感じますし、本当は働きたくないかも知
れませんが、自身の手足をしっかりを動かして、頭で考えて、身体の健康につながる活動をされている、かつそ
れによって収入も得られている・・・「私からすれば」ですが、うらやましい限りです。働けなくなったら、恐
らくですが「医療費」が出ていくばかりでしょうか?(汗)目に見える「賃上げ」も当然大事ですが、まずは自
身が一日でも長く働ける体か否かを常日頃相談する事が先決ではないか?と思うのです。そして、強制実質的な
「賃上げ実施」になりそうですが、「管理職級」の「目線」を持った人材を一人でも多く育てる事、言い換えれ
ば、語弊が出そうですが誰にどう思われようと「一人」で実質「複数」の仕事を同時進行出来得る人材を育てる
事。あと、「成果主
義」の後押しに関わって来たり、他のリスクを誘発する可能性が有り、現実これはまず無理でしょうが、1日8
時間就労が定められている「労働基準法」の改正、つまり、8時間労働に拘らない状況を定めるという事です。
限られた一期間においての目に見えた「賃上げ」が国レベルで難しいのであれば、自身の「時間」に「価値」を
持たせる考えにシフトするべきではないか?残業が認められ辛いのであれば、決められた「時間」にやるべき事
を凝縮して「価値」を持たせた方が現実的ではないか?それらが実現可能か否かは置いといてになりますが「討
論」を見た私の所感でした(笑)「時間」を制したものが「勝ち」なのかもしれません。学生さんには重たい話
で申し訳ないですが、それでもアルバイトは「やりたい仕事」や「目標」に向けてのヒントや足掛かりになる大
事な社会勉強だと思います。新しく足を踏み入れられる方々は是非頑張って下さい!偉そうにすみません・・・
(汗)暑い日が続いておりますので、体調にはくれぐれも気を付けて下さい。