こんにちは。
個別指導WAM小松原校で教室長事務員をしております、定平です。
今日は終業式の学校が多いと思います。大きな荷物を抱えて帰る小学生や、楽しそうに帰る中学生を見かけました。夏休み前に夏休みの課題を配られている学校もあり、既に始めているお子さんもいました。
私は先に宿題をするタイプなのですが、小学生の時は読書感想文と自由研究に時間がかかりました。子どもの宿題の筈ですが、ご両親も手伝うことになりがちな宿題ですね。ネットで調べると自由研究のテーマ探しを手助けしてくれるサイトもあり、昔より取り組みやすくなっています。
しかし、読書感想文はそうもいきません。
お子さんがどう感じるかを書くものですから、手伝えることといえば本選びと作文の書き方でしょうか。今年の課題図書も発表されていますが、子どもの成長を促す内容のものが多いので、学校の国語の授業が好きではない子や読書が苦手な子はより吟味が必要になります。
本来感想文なので、好きな本を選んで、好きな場面について書きたい。しかし、コンクールでの受賞作品のように、主人公と自分の共通点、似た体験談を書くよう求められると難しい。
まずは、自分が興味を持ったもの、関連するものを目安に探してみましょう。
生き物や乗り物、ファンタジー、挿絵が多いもの……学校で規定されていなければ、まずは手に取ってみることです。書店の店員さんや、図書館の司書さんに聞いてみるのもいいでしょう。また、映画化された作品は文庫本になっていることが多いです。映画と違う場面、展開の本もあるので読まずに書くことはできませんが、とっつきやすいと思います。
本を選べたら読み始めましょう。読書が苦手な子は一日に何ページ読むか決めるのもよいでしょう。読みながら気になったところに付箋やしおりを挟んでおくと作文が書きやすいです。途中まで読んで作文として書きにくい場合は本を変えるのも一つの方法ですが、判断が難しい場合は根気よく読んで下さい。
読書感想文は読む時間がかかることもあるので、早めに始めましょう。
書く段階まできたら、どの場面が印象的か、何故そう思ったのかを具体的に考えましょう。自分が主人公なら別の行動をしていたかもしれないと考えても構いません。日常的な物語であれば、同じ経験をしたことがあるかもしれません。昔の生活が描写されていたら、今の生活と比べてみるのも楽しいかもしれません。
少しでも前向きに取り組めるといいですね。
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