こんにちは。Wam枚方校、講師の田中です。
今回は学年別!苦手単元(数学編)について紹介していきたいと思います。
もうすぐ夏休みですね。中3の子だけでなく中1、中2の子も夏休みは苦手克服のチャンスです。
中1から中3まで教えていることを活かしつつ、枚方校の生徒の傾向も踏まえつつ、
1学期までに習った中から苦手単元を選別しました。
中1[正負の数]
まず、1年生は正負の数でつまずきがちです。中でも、累乗に苦戦している子が多いイメージです。
累乗は同じ数をいくつか掛け合わせたものを言います。
〈例〉5×5×5=5³ 「5の3乗」
ここでは、式から累乗の形を表すことは皆さんできますが、
計算の中に混ざっていたり、マイナスがつくとわからなくなる子が多いです。
これは、中2,3の子に聞いても忘れている子もいました。
よくある間違いの例です。
4³=12 → 4×3と計算している
(-3)²=-9 → -3を2回かけていない
(-1)²³=-23 → (-1)×23と計算している
-2²=4 → -2を2回かけている
正しい答えです。
4³=64
(-3)²=9
(-1)²³=-1
-2²=-4
中2[等式の変形]
次に、2年生は等式の変形につまずきがちです。ここは受験生の子も忘れがちな問題です。
分かっていればとても簡単なところなので克服しましょう。
問題文の理解ができない子が多いです。何を言っているのか、意味が分からないという声が多く聞こえます。
問題の意味が分からなければ何も手が出せません。
〈例〉かっこ内の文字について解きなさい。
(1)x+y=z [y]
(2)s=a+b/2 [a]
yやaについて解くとは? 答えの形はどうなるのか? わかりますか。
〈正解〉y=z-x
a=2s-b
中3[平方根]
最後に、3年生は平方根です。初めて見る記号に苦戦する子続出です。
特に、√の中身を簡単にして表すことを忘れがちです。また、表し方を理解できていない子もいました。
〈例〉√8 → そのまま回答している
√8=4√2 →√4×2と考えてそのまま√の外に出している
また、√121や√144、√169までは 11,12,13と覚えている子は多いですが、それ以上になるとわからなくなるという子もいます。
まだまだ小さく表せるという意識を持つといいでしょう。
〈正解〉√8=2√2
今回紹介した、苦手単元はあくまでも一部です。
個人差もあるので、まずはこの夏休みを使って自分の苦手単元を知りましょう。
苦手を知ることで、勉強方法が変わります。
是非、この機会に見直しましょう!
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