教室ブログ

2022.06.29

高校も学習評価が変わります

こんにちは、個別指導WAM西取石校です。

早くも梅雨が明け、連日30度越えの夏がやってきました。体調管理にはくれぐれもご注意ください。

 

さて、今回は「学習評価」についてお話しします。

学校で教えるべき学習内容の基準を定めた「学習指導要領」が、今年度(2022年度)より高等学校でも年次進行で実施されています。例えば、国語において、高1生は、これまでの「国語総合」「現代文A」「古典A」「古典B」という教科ではなく、「現代の国語」「言語文化「」論理国語」「文学国語」「古典探究」を学ぶことになり、教科書も一新されました。

 

そして、学習指導要領の改訂にともない、学習評価も高1生より大きく変わります。

これまでは、オーソドックスな例としては

[テスト点×0.75 + 提出物その他(25点)]の100点満点で評価を付け、

100~80を5、79~65を4、64~50を3、49~40を2、39以下を1というような5段階評価でした。

 

それが〈知識・技能〉〈思考・判断・表現〉〈主体的に学習に取り組む態度〉の3つの観点から評価を下し、

それを総合して5段階評価を下すというものに変わります。

 

大阪府教育委員会による「新学習指導要領の趣旨をふまえた『観点別学習状況の評価』実施の手引き」には、以下のような例が掲載されています。

先行き不透明な現代社会において、知識が豊富なだけでは優秀な人材といえなくなったのでしょう。思考力・判断力・表現力を兼ね備えた総合的な人間力を持ち、さらには絶えず学びに向かう姿勢を持ったバイタリティあふれる人材が求められているのでしょう。

 

個別指導WAM西取石校では、「自立学習ノート」を活用し、まずは計画性を持った人材の育成に努めています。計画性を持つことが、「主体的に学びに取り組む態度」を育てることになると確信しているからです。

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