堺市北区東浅香山町の学習塾<個別指導塾Wam浅香山校>です。
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こんにちは!
浅香山校の新井です。
今回は心理学的アプローチで子供の成績があがる方法を1つご紹介させて頂きます。
それが「ピグマリオン効果」です!
ピグマリオン効果とは、教育心理学の用語で、他者から期待されると成績が向上する現象のことです。
(アメリカの教育心理学者ロバート・ローゼンタールが提唱したことから、別名「ローゼンタール効果」とも呼ばれます。)
ちなみにピグマリオンとは、ギリシャ神話にでてくる登場人物の名前です。現実の女性に失望したピグマリオンは自ら彫った女性像に恋をし、像が人間になることを願います。その願いが神によって叶えられるというお話です。
提唱者であるローゼンタールが行った実験とは、以下のようなものでした。
とある学校で普通の知能テストを、『今後、成績の伸びる児童が分かる特別なテスト』といって実施します。
その後、テストの結果とは関係なくランダムに児童を選び、『今後、成績が伸びる子供』として該当児童の名前を担任の先生達へ伝えます。
するとどうなったか。
今後伸びると伝えられた児童の成績が実際に上がりました。
担任らがその児童達が伸びることを信じて、期待をかけたことで、それが本人達に影響を与えたのです。
(この実験には、他の研究者が同じことを行ったところ効果が見られなかったなど、一部に批判的な意見もあります。
しかし、他者から期待されたとき、人はそれに応えようと努力をするのが自然です。その結果、成績が上がっても不思議ではありません。)
子供は周りから期待されていると感じると、モチベーションが上がります。
その結果、努力をするようになり、自然とより高い能力を身に付けるはずです。
そうなれば、テストでも良い結果を出せるようになることが考えられます。
逆に、期待されないことで成績が低下する現象を「ゴーレム効果」と言います。
人は、自分が期待されていないと感じれば、モチベーションも低下します。
勉強も投げやりになり、知識も増えませんし、成績も向上しません。同じ子供でも期待のかけ方で変わるということです。
引用(https://www.hrpro.co.jp/glossary_detail.php?id=195)
期待をかけすぎて、プレッシャーに感じすぎてしまい、本来のポテンシャルが発揮できなくなってしまうのは本末転倒ですが
まったく子供に期待せずに、「この子には無理」「どうせやらないし、できない」といった言葉は禁物ということですね。
私も生徒達にはいつも期待をかけています。
この子たちはやればできるといつでも信じています。
私自身も学生時代は、落ちこぼれから”ビリギャル”のように逆転合格を経験しました。(誇張しすぎかもしれませんが。笑)
そんな自身の経験からも、すべての子供達の成長には大人の常識を覆すようなポテンシャルが秘められていると思うのです。
人を変えるにはまず自分の意識と行動から。
もしお子さんの学習でお悩みの方がいらっしゃいましたら、ぜひお気軽にご相談くださいませ 🙂
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