教室ブログ
こんにちは。
Wam枚方校の堀野です。
中学生になりますと、得意教科と苦手教科がハッキリしてきます。
数学が苦手だ。英語が苦手だ。人それぞれですが困ったことに
定期テストでは得意教科だけを勉強するわけにいきません。
生徒に良く聞かれることですが、得意科目を伸ばす方が良いのか
苦手を減らす方が良いのかという質問が多く寄せられます。
結論から言うと、どちらも正解です。
ただし、成績と時期によります。
簡単な計算です。
５教科に絞ると、満点500点で数学50点、英語70点であれば
数学の方が伸びしろが50点もありますので、苦手の数学を伸ばした方が
総合得点を増やすことが出来ます。
しかし、数学40点、英語20点の場合は数学を伸ばした方が良い場合もあります。
この点数が中２の夏なのか中３の夏なのかによっても変わりますので
一概にこれが正解ということはありません。
全ての教科が60点でどれから手を付ければ良いのか分からない場合。
平均点との乖離を見て判断する必要があります。
平均点が出ない中学校については、目標点数との乖離を確認して判断します。
目標点数を立ててない場合は、次回から目標点数を立てましょう。
案外、中学生ではこういった仕組みを理解せずに全教科をひたすら勉強し続ける方も
多くいらっしゃいますので、効率化を目指すなら考えた方がよいのではないでしょうか。
得意教科を伸ばしていく方法も悪いわけではありません。しかし内申点の限界は5段階に
なりますので、定期テストの点数も90点以上を取ってもそこまで結果は変わりません。
実際80点ほどでも５を取る生徒もいますので、点数にこだわり過ぎるのもどうかと思います。
とは言え、高得点は自信にもなりますし、それを否定しているわけではありません。
個別指導の方針は、苦手克服が大前提ですので、苦手克服の場合は個別指導をお勧めします。
自習で頑張っておられるご家庭は、得意教科を優先的に勉強する傾向がありますので
なるべく苦手分野から着手するように心がけてください。
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