こんにちは。
個別指導Wam 岩出那高前校です。
小学校4年生で学習するわり算の筆算ですが、「1けたでわるわり算の筆算」でつまづく人はあまりいません。ところが、「2けた、3けたでわるわり算の筆算」になるとうまく計算できなくなる人が多くなってきます。
それは、わり算のアルゴリズム と関係があります。わり算の筆算のアルゴリズムとは、
のことです!
わり算の筆算はこの4パターンの繰り返しで計算します。
ところが第1の壁にぶつかってしまいます。①の商を立てる段階で、わる数が2けた、3けたになるとうまく商の見当を立てられない人が結構出てきます。うまく見当を立てられるようにするには、÷ 何十や÷ 何百の計算に慣れる必要があります。それをうまくクリアできても、第2の壁が登場します!
②の「かける」でつまずく人は少ないのですが、③の「ひく」のところになると計算間違いをする人が非常に多くなります。上のわり算の筆算で見ると、67-38のところです。低学年で繰り下がりのひき算でつまづいた人や計算ミスがあった人は必ずと言っていいほど、わり算の筆算がうまくできません!
算数・数学の学習は他の計算や単元とつながっていることが多いので、その学年で習うことはその学年のうちにしっかり理解することが大切です。
いろんな計算が含まれているわり算の筆算、うまく答えが求められるように練習してくださいね。