こんにちは! Wam三苫駅前校です。
先日、Wam三苫駅前校でもフクト模試を実施しましたが、みなさんがよく分からないと仰る偏差値についてです。
難しいテストほど、高偏差値の人が出て来ます。
日本の学校関係だけで使われている『偏差値』は、学校での成績や、学校の順位などを推定(大まかな予想)するのに使われている値です。
統計学上の標準偏差(σ)を使って計算していますが、別のものと考えて下さい。
単純に、個人の偏差値を順位に直すと、
偏差値110:5億人中、(ほぼ)1位。しかし、10億人中では、2位。
偏差値100:330万人中、(ほぼ)1位。しかし、1000万人中では、3位。
偏差値90:2~3万人中、(ほぼ)1位。しかし、10万人中では、3位。
偏差値80:1000人中、(ほぼ)1位。しかし、1万人中では、13~14位。
偏差値70:50人中、(ほぼ)1~2位。しかし、1000人中では、22~23位。
偏差値65:50人中、3~4位。しかし、1000人中では、67~68位。
偏差値60:50人中、7~9位。しかし、1000人中では、158~159位。
偏差値55:50人中、15~16位。しかし、1000人中では、308~309位。
偏差値50:ちょうど真ん中。50人中、25位。
偏差値45:50人中、34~35位。しかし、1000人中では、690~691位。
偏差値40:50人中、41~43位。
偏差値35:50人中、46~47位。
偏差値30:50人中、(ほぼ)49~50位、しかし、1000人中では、977~978位。
なぜこのようになるかと言うと、例えばある集団で、偏差値70以上の人の割合が、2.275%含まれているという推定なのです。
ですので、団体の人数が、50人ならば、偏差値70以上の人は、50(人)×0.02275⇒1.14人以上います。
100人ならば、偏差値70以上の人は、2.28人以上います。
500人ならば、偏差値70以上の人は、11.375人以上います。
1000人ならば、偏差値70以上の人は、22.75人以上います。 と言うことなのです。
学校の偏差値は、都道府県単位や全国レベルのテストなどを実施して、学校ごとの平均点を比較して、決められます。
つまり、「あの学校は、平均レベルより、〇〇点高い学校である。」などと、言われるのです。
その為、高校入試などの判断の基準として、 個人の偏差値=(学校内での個人の偏差値+学校の偏差値) として、進路指導などに使われるのです。
これは、学校でのテストの成績では、1位の生徒の点数が、2位の生徒とかけ離れて高い場合や、1位と2位の生徒の点数が拮抗している場合などの判断材料として使えるからです。
例えば、900点満点のテストで、1位の生徒の得点が800点を超えていたが、2位以下の生徒は、600点だった場合などでも、1位の生徒が、どれだけかけ離れているかを推定出来るからです。
だから、偏差値は、難易度に関係なく、難しいテストをすると、より偏差値の違いを明らかに出来ると言われているのです。
工業高校や商業高校、そして、普通高校の女生徒の大半や成績の良くない高校生は、4年制大学に進学しません。
そのため、中学生全員を対象とした高校入試の偏差値より、大学進学する人を対象とした大学入試の偏差値の方が、レベルが上がります。
極端な言い方では、有名大学を対象とした河合模試などでは10以上、全国レベルの進研模試などでは、3~7程度、偏差値が上がるのです。
例えば、 偏差値60の高校⇒大学進学時には、偏差値50~53程度の高校として、捉えられます。
偏差値が、70の高校でも、上位の生徒しか、偏差値70以上の東大などに合格出来ないのは、このためです。
当然、大学受験では、文系と理系では、対象とする集団が違うので、偏差値が違ってきます。
公表されている偏差値より、常に3~5(点)高い偏差値ならば、ほとんど合格出来ると思います。
公表されている偏差値の前・後を行き来している人は、合格する見込みは、半々です。
公表されている偏差値より、2~3(点)低いところにいる人は、頑張れば、合格する可能性が有ります。
※偏差値が60以上の大学となると、どこでも、偏差値が5(点)以上足りていない場合、合格の可能性は、ほとんどないと思います。
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