こんにちは。
Wam枚方校の堀野です。
先日、中学3年生の模試がありました。
国語の平均点は低くはなかったのですが
国語の文法について、少し気になったので
皆さんが苦手としている、中学生の国語文法
品詞について、改めてまとめてみようと思います。
品詞とは10種類に分けられた単語
日本語の文章を細分化すると「単語」という単位になります。
もらったケーキには綺麗な苺がのっている。
この例文を単語に分けると
もらっ/た/ケーキ/に/は/綺麗な/苺/が/のっ/て/いる。
となります。これら言葉の一つ一つを「単語」と呼び、その単語には11種類あります。
それを品詞と呼びます。
品詞
品詞には、それ自体で意味を持つ「自立語」と、他の品詞の意味を加える「付属語」があります。
文の中でその役割に合わせて単語が変化することを「活用」といいます。
自立語
活用あり
動作を表す 【動詞】
性質など表す 【形容詞】【形容動詞】
活用なし
主語になる 【名詞】【代名詞】
主語にならない 【副詞】【連体詞】【感動詞】
付属語
活用あり 【助動詞】
活用なし 【助詞】
品詞の見分け方
動詞 ・・・・言い切りの形にしたとき、最後が【う段】で終わる
形容詞 ・・・・言い切りの形にしたとき、最後が【い】で終わる
形容動詞・・・・言い切りの形にしたとき、最後が【だ・です】で終わる
付属語の役割
自立語に付属して、新しい意味を付け加える。
彼の名前を思い出せなかった
この例文を単語に分けると
彼/の/名前/を/思い出せ/なかっ/た。
【の】【を】→助詞
【なかっ】→助動詞(「ない」が活用している)
【た】→助動詞
品詞の種類
動詞
主に動作や状態を表し、項として主語や目的語などの名詞句をとる語
形容詞
物事の状態や性質が「どのようであるか」を表現する言葉
形容動詞
形容詞と同じく事物の性質や状態などを表す語であるが、活用のしかたが形容詞と異なる
名詞
「家」「富士山」「君」のように、物事の名称をあらわす。体言ともいい、名詞は自立語で活用がなく単独で主語になるという特徴がある
代名詞
名詞または名詞句の代わりに用いられる語
副詞
活用のない自立語で、主に連用修飾語になる語
連体詞
主語となることがなく、体言を修飾する以外には用いられない品詞
感動詞
感動、応答、呼び掛けを表す。 主語、述語、修飾語になることも他の語に修飾されることもない
助詞
常に、自立語または自立語に付属語の付いたものに付属し、その語句と他の語句との関係を示したり、陳述に一定の意味を加えたりする
助動詞
用言・体言などに付属して意味をそえる働きがある語で、大きな述語のまとまりをつくる言葉
中学生の国語文法、品詞についてまとめてみました。
勉強の際に、改めて確認の為にこのブログをご活用ください。
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