こんにちは。個別指導WAM和歌山駅前校です。
前回に続いて今回も高校英文法についてワンポイントアドバイスとなります。
今回はよく目にする接続詞、とくに等位接続詞の意味と働きを確認しておきましょう。基本語句の確認からいえば、語と語、句と句、文と文を等しい関係でつなぐ接続詞を等位接続詞といいます。and/ but/ or が代表格です。
一方、文と文を主従関係でつなぐものを従位接続詞といい、名詞節(that/ if/ whether/ what)や副詞節(when/ if / as / because/ before /)が代表的なものです。従位接続詞という言葉は等位接続詞の反対語として、便宜上作られたものなのでとくに覚える必要はないでしょう。
具体的に等位接続詞のはたらきをみていきましょう。等位接続詞とは等しい位のもの同士を接続することばです。だから、あくまで動詞なら動詞同士、形容詞なら形容詞同士をつなぎます。動詞と名詞、形容詞と名詞をつなぐことはありえません。(カテゴリーが異なるものを結ぶことはできません)
具体的な英文で確認しておきましょう。
This principle has been and will be the right one. ⇒動詞同士をつないでいます
「この原則は、これまでずっと、そしてこれからも正しいものだ」
I enjoyed being with you and talking about various matters. ⇒動名詞+前置詞+名詞同士をつないでいます
「あなたとご一緒して、様々なことを話し合って楽しかったです」
We worked by day and by night. ⇒句と句です
「我々は昼も夜も働いた」
He said that he would join the party and that he was able to give a helping hand. ⇒名詞節と名詞節
「彼は、パーティーには参加するし、手を貸すこともできると言った」
He is kind and a teacher. × ⇒形容詞と名詞ではカテゴリーが異なるので非文となります
She is a beautiful girl and in the kitchen. × ⇒ 名詞と副詞句ではカテゴリーが異なるのでこれも非文です
それぞれ確認できたでしょうか。次回はもう少し突っ込んだお話をしていきましょう。
※英語について困っている高校生がいればWAM駅前校までお問合せくださいね。