こんにちは。
Wam枚方校の堀野です。
いつもは中学生向けの勉強方法ばかり書いてきましたが
今日は数学を出来るようになってほしい理由を
伝えたいと思います。
特に中学生には難しい考えかもしれませんが
心のどこかに留めておいてくれれば幸いです。
数学的考え方を手に入れる
中学生の数学で難しい問題を解くのに必要な力は
・知識(公式等)
・道筋を立てる(公式に当てはめる)
・結果を検証する(答え合わせ)
といったロジックが必要となります。
実は、この数学的考え方は社会に出たときに大いに役に立ちます。
そう!数学で学んでほしいことは『計算』ではなく『思考力』である。
特に証明問題等の考え方は非常にロジカルで
・仮定
・根拠
・条件
・結論
この考え方を身に付けてほしいと思っています。
これに沿って考えることが出来る人は、本当に少ないです。
むしろほとんど居ません。
居たとしたら、ほとんどの人が役職持ちかプロジェクトリーダー等の
いわゆる出世頭と言われる人たちです。
何故そうなのか?
物事を逆算して考えることが出来るので、
「締め切りは〇〇だから、△△までに仕上げる為に、□□には取り掛からないと」
と、いう思考になるのです。
数学的思考の無い人だと
「締め切りは〇〇だけど、△△に始めたら大丈夫だろう」
となり、効率的に進めることが出来ない人が多いのです。
全ての仮説から根拠を導き出し、
そうなる条件に当てはめて結論を出すことが
数学的考えの最初に一歩になるのです。
すこし話しは変わるのですが
僕がサラリーマン時代に尊敬する上司に良く言われたことがあります。
「結論から話をして」と
結論から話すとは、その話の結論から相手に伝えることで
より伝わりやすくなるのです。
これを「PREP法」と言います。
「PREP法」とは、会話や文章において説得力を高めるための手法のことをいい
結論から先に話すことで論理的に要点を伝えることができるので、
ビジネスシーンなどで好まれる話し方です。
PREPとは、「Point(結論・要点)」「Reason(理由)」
「Example(事例・具体例)」「Point(結論・要点)」
の頭文字をとったもので、「P」が最初と最後にあることからもわかるように、
結論を繰り返すのが特長です。
結論を最初に述べてから理由や具体例を挙げ、最後に再び結論を述べるため、
相手の記憶に残りやすいと言われています。
これは会話のテクニックですが、結論や理由(根拠)などが含まれており
数学的な考えからの会話テクニックなのです。
是非このような思考を手に入れて、素敵な大人になってほしいと思います。
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